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カテゴリー「通訳あれこれ」の記事

2021年3月 4日 (木)

SODAフェスティバルの通訳をしました

ウメダスをご覧いただいている方ならもう知っているかも知れませんが、ろう者のきょうだい「SODA」の会が先月にチャリティーTシャツの会社さんとコラボしていたのですが、ウメも手話通訳として協力させてもらいました。

⑤たたみSODAと家族の50年、※手話はできません!キコエナイ妹と親、互いのパートナーとの会話は?カンガエルー×SODA Tシャツチャリティ【終了&お礼】、字幕・手話通訳



ウメはSODAとしての活動を全面に押し出している訳ではありませんが、このたたみさんのお話はとても共感できましたし、ウメが今の仕事をして手話通訳活動をしているのは聞こえない弟がいたからであることに間違いはないですしね。

ただ自分の手話通訳がちょっと本調子じゃなかったのが悔しいです…いや、クセが思いっきりでてしまったなぁと。改めて見返すとあそこが見えにくかったとか、いろいろ反省点が残ります…ですが、後悔ばかりしていても仕方がない。次に生かすしかないので、反省材料として皆さまお使いください。というか、ウメの手話通訳はともかく、たたみさんの話を聞いてみてください。

SODAといってもいろんな方がいますし、ひとくくりにする必要はないと思っていますが、やはり境遇が似ているんだなぁと思います。ちなみにチャリティー期間は終わってしまっているのですが、このようなチャリティーでした。

聞こえない兄弟姉妹がいる「SODA(聞こえるきょうだい)」の立場から、「"対等"な関係」を社会に発信〜聞こえないきょうだいをもつSODAソーダの会 | JAMMIN(ジャミン) -

たたみさんの心境をまとめた記事もご紹介しておきますね。

聞こえないきょうだいと育つということ ~聞こえるきょうだい=SODAソーダが考える「親あるうちに」~ | 障害者のきょうだい(兄弟姉妹)のためのサイト Sibkoto シブコト -

また何か機会があればご協力させていただきたいと思います。

2021年2月12日 (金)

無駄に声を張ってしまう

ウメの読み取りのクセです。特にオンライン会議の時にそのクセは発揮されるのですが、
・無駄に声を張ってしまう(何だかうわずった声のようにきこえる)
・言葉遣いがところどころバカ丁寧になってしまう

オフィシャルなオンライン会議だったりすると特にその傾向が見られるのですが、オンライン上の相手にしっかり声を届けようと思ってなんだか声を張り上げてしまうのです。自覚はあって直そうと思うのですが、なんだか張っちゃうんです。もともと声は大きい方なので、そんなに張らないでもいいはずなのですが、自分の癖なのでしょうかね。なので聞いている方としては落ち着いた声じゃないようにきこえているかもしれません。

また、言葉遣いを気にするあまり、会議のモードにそぐわないレベルに丁寧な言葉遣いをしてしまうこともあります。これは悪いことではないのですが、やっぱりTPOにあった言葉遣いもありますし、話し手のモードに合わせるということが一番大事なので、自分の悪い癖を直さなければいけないなぁと反省します。

表現も読み取りの時もそうなのですが、基本言葉数(単語数)が多いこともあり、それがろう者・きこえる人にとって良いのかどうか、ふさわしい手話通訳になっているのか、いつも考えます。人間なので自分の色が出てしまうのはある程度やむを得ないのはわかっていますが、それをできるだけ減らして標準的なものにしていくことが大事なんですよね。それは無表情とか声の強弱を付けないとかそういうことではなく、話し手の雰囲気に近づける、ということです。そこに付いてしまう自分の色をどれだけ消せるか、ということだと思います。

もちろん、まずはきこえる人が話していること、ろう者が話していることを適切なタイミング・適切なモード・適切な翻訳で通訳をすることが一番大事で、それはいつも第一に心がけていることなのですが、現場を重ねる度に反省は見つかるもので、だからこそ手話通訳というのは奥深いんだと思います。そしてその苦労を知ってもらいたい(きこえる人・ろう者共に)と思います。

引き続き自分も研鑽しつつ、通訳活動を頑張っていきたいと思います。何か機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

2020年12月21日 (月)

オンラインで手話通訳のせんせい

先日、埼通研のN-Actionの企画で「試験対策講座(オンライン)」第2弾を開催しました。この記事が載る頃には手話通訳者全国統一試験は終了していますよね。皆さん、いかがでしたか?今年から?読み取り要約はなくなったんですよね。

で、今回は「Meet Now」というSkypeの会議システムでやってみました。主催者も参加者もアカウントは不要(ウメはSkypeアカウントでやりましたが)で、時間制限は(普通に使う分には)ない、というシステム。参加者は4人とそれほど多くなかったですが、用意した動画で聞き取り・読み取りの通訳をしてもらって、ウメがアドバイスをするというスタイル。

講座とはいうものの、こうしなさい、というつもりは毛頭なく、少しでも現場に出ている立場から「こうした方が良いんじゃないか」とか、その方の性格、手話に合わせて「こう改善したらどうか」「ここに気を付けてみたらどうか」というアドバイス的な感じで進めました。もちろん、ウメの考え方が全て正しい訳ではないので、押しつける気も全くありません。

「通訳とはこうあるべき!」という確固たるものは持っているべきだとは思いますが、それは(基本的なものを除いて)誰かから押しつけられたり教えられたりするものではなく、自分で認識をする必要があると思うんですよね。それは自分が手話を学んできた環境にも寄りますし、周りのろう者にもよると思います。なので幅はとても広いですが正解はないと考えています。

皆さん謙虚な方だったのですが、通訳の時は「自信を持つこと」が大事だということは伝えました。もちろん、「自信を持って間違う」ということはいけないのですが、終始自信がなさそうにされていると対象者に不安を与えてしまいますからね。そして分からない時はごまかさないで「わからない、申し訳ない」とはっきり示すこと、をポイントとして伝えたような気がします。

オンラインだと自宅にいながら参加できるのは良いのですが、今回は聞き取り用の動画の音声の共有が上手くいかずに、結局スマホで再生した物をパソコンのマイクで拾うというアナログなやり方になってしまいました(ZOOMの時は上手くいったのですけどね)。ですが、一応講習会として成立して良かったです…。

試験対策、と通訳現場って大きく違いますからね。試験に合格して通訳者の資格を得たからすぐに現場で完璧な通訳などできるはずはありません。ですが、試験に受からないと現場にも立てないので、まずは試験を合格し、現場に出ながら学んでいくことが大事だと思います。そしてそれをフィードバックしていくことが大事ですよね。N-Actionは手話学習だけが目的ではないですが、同世代、気を使わない同士で学び合って高め合うことができればいいかな、と思っていますので、ウメができることがこれらかも支援できればと思っています。

そういえば全通研N-Actionを卒業してから全国の関わりがすっかりなくなりましたねぇ~。皆さんお元気でしょうか。ウメは何とか元気です。

2020年11月17日 (火)

通訳中、単語の語尾が伸びるクセ

読み取り通訳中に結構でるウメの悪い癖です。

自分では自覚がなくて終わった後に指摘されることがあるのですが、単語の語尾が不必要に伸びているんです。「私はぁ~」みたいな感じ。自分としては伸ばしているつもりは全く無く、次に何を話しているのか予測をしながら時間を稼いでいるのですが、それなら「私」を言い出すのを少し待てば良いのですが、つい話し出して(読み取りを開始して)しまうので、そこで時間調整をしている…内容が間違っているわけではないのですが、聞いていると気になるとのこと。

確かに振り返るとそのような話し方になってしまっていることがあります。手話にすぐ反応するのではなく、一呼吸置いて読み取りをすれば、話し手のリズムと合わせられるのですが…なかなかウメも上手くいきません。

この辺りは手話を読み取る対象や内容にもよるのですが、もっと綺麗な日本語というか、聞く方の立場に立って聞きやすい日本語の出し方を考えないといけないな、と反省しました。なかなかクセがすぐには直らないと思いますが、頭の中に入れて気を付けたいと思います。

こうやって指摘をしてもらえるというのもありがたいことです。自分では気が付かない部分ってたくさんありますしね。手話通訳に限らないですが、通訳業はひびしょうじんだと思うのです。ダメだと思えばダメですし…。あとは場数を踏むしかないのかな…たぶんゴールはないのでしょうが、少しでもスムーズなコミュニケーションを実現させるためにも努力を怠ってはいけませんね。まぁ無理をしない程度に。

2020年7月30日 (木)

状況に応じて読み取る力

手話通訳だと、つい日本語の音声を聞いて手話を表出する「聞き取り」の方が、テレビに映ったりすることも多くて目立ちますが、それと同様に重要なのがろう者の手話を日本語に変える「読み取り」です。よく通訳者の間で「どっちが得意」とか「どっちを担当するか」ということで話題になったりします。

多くの手話通訳者さんは読み取りは苦手…という方が多い気がします。ウメもそうですね。どちらかというと読み取りの方が苦手です。ただ、苦手だからやりたくないということは言いません。読み取りが苦手なのは、何というか、最終的に(聞こえる人も含む)手話通訳者の第一言語である日本語を話すことになり、それが綺麗な日本語にならなかったり、読み取れなかったりすることで、出てくるものが完全ではないことが(誤解を恐れずに言うと)バレやすい、というのがあると思うんですよね。

ですが、手話通訳者はどちらもしっかりできる必要がありますし、「読み取れません…」なんてことはあったりしてはいけません。ただ、本当にろう者の手話は多種多様ですし、特に初めて会った方の手話の読み取りや専門的な手話の読み取りなどは苦労することはあるでしょう。それは努力するべきですが、完璧には難しいということはご理解いただければと思うんです。

で、ただ読み取るにしても、どのような場面なのか、本人がどういう方なのか、読み取った聞く相手がどういう方なのかによって文章の構成や日本語の選択を考えて音声にする、と考えることができないといけません。フォーマルな場だとそもそも手話通訳者自身がオフィシャルな話し方ができないとどうしようもないです。ただ、手話での話し方がフランクなのに通訳者が勝手に雰囲気を変えてしまって良いのか、という問題もあります。

最近ではオンラインでの読み取りの場合は通信環境のことを考えてマイクの近くだったり声を大きくしたり、様々な状況に対応する力が求められます。これはもちろん読み取りだけではなく、聞き取りの場合でもそうなのですが、最近通訳の現場に行くときに読み取り力が試される機会が多いので、そういうときにどうするのか、まずそもそも表出される手話を理解して、しっかり解釈して、その場に応じた適切な日本語を出す…そのことでろう者がしっかり対等に聞こえる人と会話ができる環境を整える、そこに通訳者のせいで入るノイズを最小限にする、ということを心がけています。

でもこれって講座や研修だと限界があったりするんですよね。現場で経験を積んでナンボだったりしますし、そもそもろう者の自然な手話を見ているだけでなく、キチンと同時に音声にするトレーニングを日々重ねていく必要があるんですよね。手話通訳の練習(練習というかなんというか)はつい手話の表出ばかりになってしまいがちですが、実は手話を理解して音声にする(手話を見てフンフンと理解する、というだけでなく、しっかり音声にする)ことが大事だと思います。

綺麗に順序立てて手話で話してくれるろう者ばかりではないですし、それをちゃんと話してくださいなんていう権利は手話通訳にはないですからね。様々な話し方に対応できる力を向上させるべく、日々研鑽をしなきゃな、と思います。あ、それは聞き取りの場合もそうなので、やっぱり日々現場に立ちながら学んでいくことが大事なんだな、と思っております。

2020年7月21日 (火)

オンライン手話通訳のウメ的コツ

このコロナ禍の影響で、手話通訳もオンラインでやることが増えてきています。相手がパソコンの画面に映っていたり、手話通訳をする自分もWebカメラで映っていたりと、様々なバージョンがあるかと思うのですが、やはり対面の手話通訳と違って立体的に見ることもできないですし、どうしても大きさが限られてしまうので工夫しないといけないな、と思うことがあります。

・動きは大げさくらい大きめに
画面上だとどうしてもパソコンの画面いっぱいにしても15インチとかになってしまうので、対面よりは大きめに表現をするように心がけます。大げさなくらいがちょうどいいかもしれません。あと動作もゆっくりにします。ウメは表現の動きが速いタイプなので、そこは常に気をつけています。あと、ネット環境でカクカクすることがあるので、相手に大丈夫かどうかを目で確認しながら表出をするよう心がけています。あとは空間の使い方も、前後の空間は使いにくいので、上下左右の空間を大きめに使い(もちろんカメラに映る範囲を確認した上でですが)、関係性を分かりやすくするよう心がけています。

・読み取りは発言者を明確に
これは主催者にも心がけていただきたいところなのですが、どうしても一画面で誰が話しているのかがわかりにくくなることがあるので、誰の発言なのかを最初に出すようにしています。人数が多くなればなるほど重要です。会議の最初の方は最初に名乗って発言していただいたとしても、進むにつれてつい普通に話し出す場合がるので、その場合も「誰が」というのは補足するようにしています。あとは話し手が変わる時も明確な区切りをいれるようにしています。

・自分もソフトの使い方に慣れる
これは結構大事で、どうしてもオンライン関係やパソコンなどはトラブルが出やすいので、その時に主催者に対応していただくのも大事なのですが、例えばマイクやカメラの設定、オンライン会議ソフトのベーシックな使い方は一通り覚えておくことが重要ですね。例えばスピーカーをONにしながらマイクをONにするとハウリングしやすいので、イヤホンを使うようにするとか、カメラの画角やフォーカスを確認しておくとか、通訳を拡大する方法を覚えておくとか…これは利用者も同様なのですが、通訳者としてもこれからこのようなオンライン手話通訳が増えてくるので「私パソコンに詳しくない…」と尻込みせずに積極的に学習するべしです。

・やむを得ない割り込みをする
対面では皆の顔が見える状態なのですが、オンラインだと複数の人が同時に話したりすることもありますし、通訳の交代のタイミングが取りづらいことがあります。そういうときはあらかじめ参加者・主催者・対象者に断りをいれて、対面の時よりもあえて「割り込んでいく」姿勢も大事です。誰の発言かわからなかったり、聞き取れなかったりすることもありますし、手話がカクカクして読み取れないこともあります。それは手話通訳者のせいではないのですが、情報は伝えないといけないので、そこは「すいません」と言える環境を整えた上で割り込んでいく…というのが大事かな、と。

と、書いてきましたが、基本的にはどの場面でも手話通訳としてやることは同じです。聞こえる人と聞こえない人を繋げること。情報をしっかり伝達すること。方法は変われど目的は同じなわけで、それを忘れてはいけませんね。IT技術に追いつくのは大変かもしれませんが、これからドンドン導入されていくわけで、通訳者としてはしっかり考えていかないといけないと思います。

2020年4月22日 (水)

マスクで手話通訳に話題が

最近、新型コロナウイルスに関する知事などの会見で手話通訳を目にする機会が増えています。4月7日の安倍首相の緊急事態宣言発令の会見の際はほぼ全ての民放にも会見の生中継で手話通訳がワイプ挿入されました。少しずつですが手話通訳への理解が広まっていることが嬉しく思います。ですが、ニュースの映像だったりその他の会見では手話通訳が”いる”のに映されなかったり(誰の指示なんでしょうね)、いない(埼玉県…)こともあったりして、情報保障の道はまだまだだなぁと思います。

そして個人的な話になりますが、そういった会見の場など、重要な通訳を担いたいという気持ちはあったりするのですが、まぁウメにお声がかかる機会も無く、仕事もしているので都合が付かないというのもあるでしょう。まぁそれは自分で何とかするとして…。

手話通訳の場に重要さの差はないと思いますが、多くの人に見られる会見などはやはりどうしても注目されますよね。「わからない」とかいう声も上がっていますが、手話通訳者の技術が不足していることはあるかもしれませんが、決して手を抜いたりしているわけではないことだけは分かってください。しかも新型コロナウイルスの話だと医療的な話だったり経済、政治の話、横文字もかなり多くでてきます。それを同時に手話にすることの大変さはご理解いただきたいです。とはいえ、わかりやすい手話を表出することは大前提ですよね。

で、「手話通訳がマスクをしていない」的なことでいくつかメディアで取り上げられ、透明マスクやフェイスガードなどをして通訳をしている場面を見かけることもありました。やはり光ったり曇ったりして何も付けていないよりは見づらいですし、手話をする方も顔の近くの表現などは気を使わないといけないなど、大変さはありますが、自分が感染しない・媒介者にならないという意味では必要なのかも知れません。本当は別室で撮影したものをワイプで合成するなど、今の放送局だとすぐできそうなんですけど、手話通訳にそこまでしてくれないのが実状なんですよね。だから話者に近づいて話す(そして強制的に映させる)という手法になります。それ自体は良いことなんですけどね。

会見の場でも(口は悪いですが)おっさんやおばさんのアップばっかり映しているなら、手話通訳を映せば良いじゃない!と普通に思うのですが、どうしてアップになっちゃうのでしょうかね。あと知事とかの会見だとモニターが映されると手話通訳者が映らなくなる…なんてこともあったり…なかなか前途多難です。

自分も手話通訳者の端くれとして、いろいろ思うところがあるんですけど、自分でできることは何かないかな…YouTubeで何かやろうかな…なんて思ったりするんですけど、需要はあるのでしょうか。そう、和光市市長も「市民へのメッセージ」として話していましたが、字幕も手話もなかったので、そこから始めましょうか…。

2020年4月19日 (日)

埼玉県知事の会見には手話通訳がない!

埼玉県民、また埼玉県登録の手話通訳者としてお恥ずかしい話なのですが、現在新型コロナウイルス対策に係る緊急事態宣言が発令されている都府県(7つ)の首長(知事)が記者会見をしていますが、その中で残念ながら埼玉県だけが会見に手話通訳を付けていません。

東京新聞:<新型コロナ>埼玉知事会見 手話通訳なし 障害者団体など要望、応じず:社会(TOKYO Web) -
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041702000114.html

東京都をはじめ、神奈川県・千葉県では手話通訳が導入されていますが、埼玉県では一向に会見に手話通訳が付きません。ちなみに理由は「高額の予算がかかるため」だそうな。ホント、ろう者の情報保障を何だと考えているのでしょうか。手話通訳を付けることがそんなに高額でしょうか。

ちなみに埼玉県知事記者会見のページには数日後にはテキスト版がアップされているのですが、刻一刻と変わるこの状況でリアルタイムに情報を手に入れることができない…他の県でできていることが手話言語条例が制定されている埼玉県でなぜできないのでしょうか。県民としてとても恥ずかしいです。ちなみに効果は無いかも知れませんが「知事への提案メール」にも送っています。

上記記事の最後には
県は取材に、手話通訳の配置は検討してきたが、年間三千万円かかることや技術的理由で実施していないとし、大野元裕知事は十六日、「検討したいが、予算が必要なので議会と相談したい」とコメントした。

技術的な理由って何ですか?埼玉県の手話通訳者がそんなにいないと思っているんですか?県知事の独断でできないんですか?

ホント悲しいです。行政って「他の県でも横並び」が好きなのに、悪い意味で目立ってしまっています。当事者団体のろう協も何度も要望しているのに、とても残念です。

2019年12月12日 (木)

講師のようなことをしました

先週、12月7日(土)は手話通訳者全国統一試験(埼玉県手話通訳者登録試験の一次試験)の試験日でした。受験された方いらっしゃいますでしょうか。ウメは2年前に受けて合格しましたが、聞き取り・場面通訳・読み取り要約がありましたが、要約の点数が低かったことを覚えています。要約のポイントを外してしまったようです(手話の内容は全部読み取れたんですよ)。

場面通訳というのは、通訳の状況を想定したビデオが流されて、それをろう者の手話の読み取り、聞こえる人の音声の聞き取りを実際の通訳のように通訳をするのですが、できようができまいがビデオは淡々と進んでいく、というものです。これ、結構慣れていないとこんがらがります。スピードはそんなに早くはないのですが、今どっちの通訳をして時間内に納めることができるか、というところがポイントですね。ウメは問題無くできたのですが1ヶ所だけろう者の読み取りを言い直して次の話者の音声と被ってしまったのでそこが減点されたんだと思っています。

さて、その統一試験対策としてちょっとした講座を開催し、ウメが講師役を引き受けました。講師と言っても「こうしなさい」(講師だけに……)という感じじゃなく、実践を優先して皆で一緒に考える、通訳経験者としてここはこうした方がいい、というアドバイスをするような感じで進めました。自分もそうですが、自分の手話(手話通訳)のクセって分からないんですよね。なので、振り返ることが大事、あとは試験の時は自信を持って!ということを伝えさせてもらいました。あと、必要な取捨選択、手話の形、読み取りのポイントなど、自分の経験を踏まえて、参加者の手話通訳を録画したものを見ながら、指摘させてもらいつつ、自分の経験も話しつつ、という感じで和やかに進めたつもりです。

こういうのって”正解”はないですからね。その人がどうすればクセがなくなり改善するのか、を考えた方が良いと思うんです。参加した皆さんは熱心に聞いてくれて、本当にありがたかったです。こんな手話通訳歴14年くらいになりますが、こんなウメの話を真剣に聞いてくれるとやってよかったなぁと思います。ウメも偉そうにできるほどの経験を持っている訳ではないのですが、一応現場の数はこなしているので…ね。

ただ、現場と試験は違いますので、そこの使い分けもしっかりして、試験に合格して手話通訳者になったら一緒に研鑽しながら頑張っていきたいなぁと思える機会でした。

2019年10月13日 (日)

全通研研究誌から

全通研研究誌に長野支部にインタビューした記事が掲載されていました。

Nactionnagano
ごもっとも。部の影響を受けて自由に動けない…長野支部さん素晴らしいと思います。

今、全通研は若い人の会員が増えません(減ってはいないと思いますが)。N-Actionを立ち上げたメンバーも中堅となり、ウメ自身は今はあまり通研の活動ができていませんが、今後N-Action、さらに若手の通訳者(通訳者だけでなく学習者も含みますが)の会員をどう増やしていくかが全通研の大きな課題だと思います。

と、表向きではいいつつも、なかなか理解されないのが現状。若い人も謙虚すぎるのが悪いのかも知れませんが、言いたいことを言い合い、同じ目標に向かうには年の差はあまり関係ないと思うんですよね。あとはどうしても手話通訳歴が関係してくると思うんですけど、その辺りは先輩の皆さまの意識改革が必要なんじゃないかと思います。

ろう団体は「青年部」があります。聞こえるほうにはその代わりに「N-Action」ができましたが、果たして今後どうしていくか、自分も立ち上げのメンバーとして考えていかないといけない時期に来ているように思います。じゃあ何ができるか、全通研である理由は何か、魅力ある団体にするにはどうしたら良いか…すぐに明確な答えはでないんですけどね…。

少なくとも現在の全通研N-Action委員会を応援する(全国でも、各地域でも)という気持ちは持たないと、若い会員は入ってきませんよ。そして全通研だけじゃなく、若手通訳者も育ちません。専門的な職業として確立し、若い人の目標となる立場にしないと…福祉的な面は必要ですが、言語通訳として、専門職として、啓発から養成まで、考え直す時期に来ていると思います。

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