通訳中、単語の語尾が伸びるクセ
読み取り通訳中に結構でるウメの悪い癖です。
自分では自覚がなくて終わった後に指摘されることがあるのですが、単語の語尾が不必要に伸びているんです。「私はぁ~」みたいな感じ。自分としては伸ばしているつもりは全く無く、次に何を話しているのか予測をしながら時間を稼いでいるのですが、それなら「私」を言い出すのを少し待てば良いのですが、つい話し出して(読み取りを開始して)しまうので、そこで時間調整をしている…内容が間違っているわけではないのですが、聞いていると気になるとのこと。
確かに振り返るとそのような話し方になってしまっていることがあります。手話にすぐ反応するのではなく、一呼吸置いて読み取りをすれば、話し手のリズムと合わせられるのですが…なかなかウメも上手くいきません。
この辺りは手話を読み取る対象や内容にもよるのですが、もっと綺麗な日本語というか、聞く方の立場に立って聞きやすい日本語の出し方を考えないといけないな、と反省しました。なかなかクセがすぐには直らないと思いますが、頭の中に入れて気を付けたいと思います。
こうやって指摘をしてもらえるというのもありがたいことです。自分では気が付かない部分ってたくさんありますしね。手話通訳に限らないですが、通訳業はひびしょうじんだと思うのです。ダメだと思えばダメですし…。あとは場数を踏むしかないのかな…たぶんゴールはないのでしょうが、少しでもスムーズなコミュニケーションを実現させるためにも努力を怠ってはいけませんね。まぁ無理をしない程度に。
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