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2019年8月 1日 (木)

通研の課題

埼通研(埼玉県手話通訳問題研究会)の機関紙の記事に、今の通研の組織的課題が書いてありました。そうそう!と思ったので共有します。

Tsuken
高額な会費、役員選出の困難、講習生の活動離れ、時間的な拘束、継続率の伸び悩み…どれもフンフンと頷けました。埼通研は実は全国の通研の中で一番会員数が多い(東京より多い)のですが、それでもやはり会員拡大、組織運営には課題があります。まぁ会費は確かに「高い」というのが正直なところですよね。それが何に使われているのか、自分にどれだけメリットがあるのかを説明できないと「通研に入ろう」という気にはならないです。正直手話を勉強したいだけなら通研に入る意義はあまりないですからね。

あとは役員のなり手がいない…これはN-Actionでも同じことが言えます。時間も拘束されるし、色々やることも増えるし、知識や体力も必要です。あとはそれなりに年上の人と対峙しないといけないという意味で、リーダーシップが求められるのですが、(ウメにあったかどうかはおいといて)今の多忙な若者にとっては役員、というのは難しいのかもしれません。ウメも今は一会員です。

じゃあ通研はいらないのか…というとそうではないですよね。これから会員をどう増やしていくか、続けてもらうか、自分たち通研の会員が真摯に考えていく必要があります。今年40歳になるウメが”若い”組にいてはいけないんですよね、本当は。これは埼玉だけの問題では無く、通研…そして通訳者・手話学習者全体の問題でもあります。

ろう者と交流したい、手話を学びたい、という若者が少ないわけではないと思うんです。ただ、今はいろんな団体がありますし、SNSなどで手軽に交流できたりします。それはそれで良いことだと思いますが、世の中を良い方向に変えていく。通訳という役割だけではなくろう者のことを理解している聞こえる人の立場としてどう訴えていくか、そして楽しみながら社会を変えていくか、というところは本当に今のうちに考えておかないと、これまでのやり方がずっと通用するわけではないですからね。

やっぱり手話の認知、手話通訳の職業の確立、ろう者への理解など…地味なことからやるしかないんでしょうけど、手話と出会えて自分は本当に良かったと思っていますし、これからも活動は続けたいと思っていますので、できることからやるしかないんですよね。文句ばっかり言ってても何も変わらないですから。

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通訳あれこれ」カテゴリの記事

コメント

>桜島ちゃん さん
初めまして。コメントありがとうございます!
会費、高いですよね。それが何に使われているのか、会費分のメリットというと嫌らしいかも知れないですがそれが何か自分に帰って来るものが分かればいいんですけどね。行事も確かに地方からだと何かと交通費もかかりますし…。
運動ってお金がかかるなぁと思っております。はい。とはいいつつ、会費は払っておりますが(住んでいる地域は登録通訳者は全通研加入が義務なので)

こんばんは。初めまして。
桜島の近くで手話通訳者をやってます。
全通研の会費は高いですよね……。
私はかなり誘われてるけど、入ってません。
と言うか、入れません……。普通の主婦には、かなりの高額です。
更に全国大会で参加料や交通費……。

首都圏と地方は会費に差があったり、全国大会や地方大会の研修費が割引になるとかあったら、良いのになぁ。と思ってます。

初めてのコメントなのに長文、失礼しました。
また遊びに来ます。

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