障害者が街を歩けば差別に当たる?!
DPI日本会議が昨年末に発行した書籍「障害者が街を歩けば差別に当たる?!」です。障害者差別解消法が施行されてから2年弱。法の施行によってどう変わったか、どんな差別事例があるかがまとめられています。
基本的にほとんどが文章で少しむずかしい部分があるかと思いますが、資料としての価値はあるなぁと思いました。
社会の中での「見える差別」は少なくなってしまったが、当事者が感じる差別はまだまだたくさん。こういうことから社会を変えていかなければいけないのですが、いかんせん「障害者のことは他人事」「障害者は少数」という認識がどうも拭えないのが現実なんだなぁと思います。
こういう本での啓発など、地道に続けていくことも重要。声を上げ続けていくことが大事だと思います。まだ差別はあるんだよ!壁は高いんだよ!と。社会への理解を求めていくこと、理解者を増やしていくこと…これをどうするか…考えさせられます。聴覚障害者の例ではクレジットカードの本人確認の問題が載っています。
一般の書店でも購入できますのでよかったらいかがですか?
![]() 障害者が街を歩けば差別に当たる?! 当事者がつくる差別解消法ガイドライン [ DPI日本会議 ] |
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