久しぶりの手話と手話通訳
3月の手話言語法シンポジウムの際に久しぶりに読み取り手話通訳をしたのですが、自分と誰かが対面で手話通訳をすることは相変わらずほとんどなかったんですよね。それが先日自分のことを手話で話す機会と、対面で手話通訳をする機会があって、どちらもまぁできたにはできたんですけど、自分の中で納得がいかない結果となりました。
自分のことを手話で話す(音声無し)のがとっても久しぶりで、一生懸命手を動かして手話で話すのですが、文法が乱れてしまったり、同じ事を繰り返して話したり、言いたい単語が出てこない…ということはなかったのですが、やっぱり大分手話と離れている弊害がでてきているなぁと思いました。手話通訳士の端くれとしては日々常に手話とふれあい続けることの大事さを再度実感。
で、対面通訳のことは相手がいるのであまり詳しくはかけないのですが、こちらは技術と言うよりは通訳としてどうしたら良いか、を迷ってしまいました。内容としては難しいものではないのですが、電話だったので相手さんにどう伝えたら良いか(通訳を通して話していることを言うべきか言わざるべきか)とか、ちょっと自分でも混乱してしまって、無難な対応を取ったつもりが少し行き違ったりしてしまって、うまく繋ぎきれなかったなぁ~と。
講演や集会などの通訳は、今でも時々経験はしているのですが、一対一とか、電話通訳とか、いわゆる登録通訳で行くような現場って最近はほとんど行かなくなっちゃっているので、感覚が鈍っているのが自分で分かってイヤですねぇ。その辺の通訳としての立ち振る舞い、相手に合わせられる空気、そして手話の技術、磨き続けなければいけないですね。
ちょっと反省しました。
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