手話言語法シンポジウム 京都で開催
また3月の話になってしまいすいません。3月25日に京都市の東部文化会館で「手話言語法シンポジウム」が開かれました。200人くらいの参加者があったでしょうか。ウメは手話通訳協力要員として参加してきました。お仕事ではありませんが久々の通訳現場です。
シンポジウムが結構豪華でして、手話業界で今一番ホットな自治体の鳥取県知事と兵庫県明石市長からの基調報告、そしてパネルディスカッションでは京都府の健康福祉部長さん、国会議員さん(身体障害者団体連合会会長)、耳鼻科医師、怪人X…もとい、地元ろう協事務局長、コーディネーターには全日ろう連の事務局長さんをお迎えして、「なぜ手話言語法が必要か」について熱く語っていただきました。
こういうシンポジウムってどこか難しすぎたりつまらなかったりするところがありますが、個人的にはどのコーナーも勉強になりましたし、良い機会だったなと思います。先進的な自治体はいろいろ取り組みが進んでいるなぁと実感すると共に、やっぱり「トップが変わると大きく変わる」というのが正直な感想です。
そしてパネルディスカッションではそれぞれの本音と建て前が聞けて良かったです。で、ウメの役割は読み取りだったのですが、まぁ久しぶりの読み取りで皆さまに聞き取りやすい日本語をお伝えできたかどうか…早口でしゃべる話し手さんに必死に追いつこうとしてしまった感(通訳の友人に指摘を受けました)があり、そこはもうちょっと落ち着いてやらないといけないな、と思った次第でございます。
ですが、やっぱりこういう通訳をさせてもらったり、手話についての知識を学んだりする場に来ると刺激されますね。忙しい中時間を作って参加しましたが、良かったです。久しぶりのお会いする方もたくさんいて、やっぱり手話を通しての”つながり”っていいなぁと思った一日でした。
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