電話お願い手帳
近くのスーパーに買い物にいったら置いてあったので、(本来不要なウメがいただくのは不謹慎かと思いつつ)1つ頂いてきました「電話お願い手帳」。NTTグループ製作で無償で配布されています。ちなみにちゃんと2016年度版でした。
これだけ携帯やスマホが発達した今、これを常備している人が何人いるのかわかりませんが、作り続けてくださっているNTTさんには感謝です。1983年以来ずっと発行されていて、聞こえない人が電話を代わりにお願いしたり、今何が起こっているのかを聞いたり、情報を得るためにいろいろな工夫がされています。緊急事態で「119にかけてください」というのもありますし、やっぱり大事なものですよね。
今ではスマホの画面に文字を打って表示させて…という風に使いこなしている人もいるかと思いますが、年配の方には必要だと思います。そもそもこの存在、一般の方はどのくらい知っているんでしょうか。残念ながらマスメディアにはほとんど取り上げられないので、もし聞こえない人からこれで頼まれたときにびっくりしてしまう人が多いんじゃないかと思うんですよね。
聞こえない障害というのは目に見えないので理解されづらいですし、ウメも聞こえる人間なので理解はできないのですが、周囲のちょっとした理解と気配りでずいぶんコミュニケーションの壁は取れると思うんです。もちろん、専門の所は手話通訳者におまかせください!まぁ、その手話通訳者も早く養成しないといけないところなんですけど。
この手帳のことを大人から子どもまで「あぁ、知ってます」という社会になるといいなぁと思います。
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