手話講習会の司会
先日、手話をやったことがない人を対象にした「手話講習会」の司会を担当させてもらう機会がありました。ろう者の方数名を講師に迎え、自分は司会と手話通訳とアシスタント。参加者は10人ちょっとでしたが、参加者が楽しみながら、熱心に手話を覚えて言ってもらう様子を見ていたら、大変有意義なものになったなぁと思いました。
どんな流れにするかもウメを含め数人で考えて、数回打ち合わせをして決めました。簡単な聴覚障害に関する基礎知識(生活の不便さなどを伝える)、あいさつなど基本的な単語の手話を皆で学習、グループに分かれてろう者とコミュニケーションを使いながら会話文やその他いろんな手話を学ぶ、という3つの構成で行いました。
手話を教えるのはろう者の方、自分はコミュニケーションのサポートをしながら補足をしたり解説をしたり…といろいろ動かせてもらいましたが、なかなか良い経験でした。そもそも手話講習会的なものに参加したことがほとんどないですし、運営側に回ることもあんまりなかったので、今後手話通訳者・手話指導のアシスタント・もしかしたら手話通訳養成の講師になるかもしれない的なことを考えると、やって良かったなぁと思います。
難しいことを考えず、まずは聴覚障害・手話のことを知ってもらい、そして手話で会話できることを楽しんでもらう(そして手話に興味を持ってもらう)というのを最大の目的にしましたが、それは達成できたと思います。こういう機会をいろんな場面で作っていき、何というか、手話の裾野を広げていくのもとてもやりがいのある仕事だなぁと思いました。そしてその中から逸材を見つけて手話通訳者として育てていく…手話通訳の現場に入ってて思うのですが、やっぱり人材が不足しているので、養成が急務なんだなーと思うんです。
もちろん、しっかりとしたカリキュラムに基づいた養成講座は必要だと思いますが、それを保管する形というか、草の根で…うーん、的確な言葉が思いつきませんが、そういう活動ができたらいいな、と思いました。それが仲間を増やすことにもつながりますしね。
司会はですね、相変わらずウメの性格丸出しで、きちんと進行できていたかどうかわかりませんが…大きなトラブルもなく終えることができてとりあえず良かったです。進行役とか好きなんですよね。目立ちたがり屋だけなのかも汗
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