関わり方に悩み続ける
新年度になってからもあまり手話と関わるというか、手話通訳する機会やろう者と手話で話す機会があまりありません。もちろん、全くないわけではないのですが、2年前よりは格段に減ったまま。このことは何回も書いていますが、この状態で良いのだろうか、とふと思います。
4月は運動として大会の冊子作成に関わってきましたが、これはもはや手話というよりは作業という感じですし、手話での会議もしますが、まともに手話をしたのはそのくらいでしょうか。手話通訳の現場も結局2か月に1回くらいしか行っていないような。手話サークルにもほとんど行けていません。
でも、考えてみたらそもそも手話との関わりってこのくらいまでの人が多いですよね。これまでの自分が深すぎただけで。やっぱり仕事で手話をしないと全然違います。今でも登録で手話通訳をされている方は1週間に1~2回くらいでしょう。あとはサークルで手話をするか…という感じですね。
依頼を受けて手話通訳現場にも行きたい(報酬の問題(それもないことはないですが)よりも、手話通訳の現場に携わっていたい)という気持ちは山々なのですが、平日の夜は時間が読めないですし、土日は何かあったり休みを取りたかったり…。普通に仕事をしてさらに毎週手話通訳を受けていたら脳が休まりませんね。
自分が手話で話す機会が減っていることに、何というか、危機感を持ってしまっているんですよね。手話の技術が落ちてしまわないか、通訳者としての勘を忘れてしまわないか。手話に関わるいろんな運動はしているものの、やっぱり手話通訳は手を振って、口を動かしてナンボですからね。現場に行きたーい!という気持ちが大きくなっているのは正直なところです。
とはいえ、業務内容は自分の意志で変えられるものではないですし、あとは自分が関われる時間をどれくらい増やせるか、というところでしょうか。いや、時間の問題じゃ無いですよね。関わり方をどうしていくか、自分のスタンスの問題でしょう。
昨年度よりは今年度、手話やろう者に関わる機会を増やしていこう(強制的に増える?)とは思ってます。仕事も2年目で慣れて来たころですし。現場にも出て行きたいですね。せっかく一応それなりの努力をして手に入れた手話通訳の職ですから。
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