子どもに/役に立つ/
小学校に入る前くらいのお子さん達が簡単な手話付きで歌を発表する機会があるそうで、その手話表現についてどうしたらいい?というご質問がウメにありました。質問していただいたのは手話業界ではない人です。
お題目は「赤鼻のトナカイ」の歌。うーん、子どもたちが歌ったらかわいいでしょうねぇ。その「お前の鼻が役に立つのさ」の「役に立つ」の部分でございます。それをリズムに乗ってうまいこと表現したいというわけです。
そもそも聞かれたのが電話でだったのできちんと表現を伝えられたかどうかが微妙なのですが、ラベル的に言う/役に立つ/という手話が子どもたちには難しいかな、と思ったのと、日本語そのままの表現もどうかな、と思ったのと、簡単めな手話表現がいいかな、と思ったわけであります。
手話動画記事で「ウメは手話を教えません」なんてタイトルで延々語りましたが、こういう一般の方々やお子さんが手話に興味を持ってくれるような取り組みは何かしら応援したいという気持ちはありますし、動画でもしゃべったように「何がなんでも教えない!」とかいう性格ではありませんので、諸々考えました。
で、結果/良い/という手話なら手の形はグーですし、動きも比較的簡単なので、(歌の意味を解釈したものの)かなり意訳になりますが、と注釈してお伝えしてみました。プラスオッケーサインをつけてリズムに乗せたらいいかな、と。そしたら、「それでやってみる」とのことだったので、まぁ良かったのかな…と思っております。
本当は実際に教えに行くのが良いんでしょうけどね、一度見に行きたいな。子どもたち、純粋でかわいいんですよねぇ~。自分にもあんなころがあったんだなぁ…(遠い目)。
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