神戸と京都での手話が違う
タイトルの通り。音声言語にも方言があって、神戸と京都の言葉遣いに違いがあるように、神戸と京都、電車で1時間もかからないほどの距離で気軽に交流がある地域同士でも手話表現に違いがあります。
手話のことをそこそこ勉強していれば、というか通訳者ならいちいち驚くべきことでもないのですが、それでも同じ単語でも全く表現方法が違うとなると覚えなければいけませんからね。以前京都に住んでいたころその表現覚えていたかな…というくらい忘れてしまっていました。4年の月日はそこそこ長い。
具体例があまり思い出せないのですが、鉄道の「阪急」の表現は違います。神戸は/冗談/に近い手話なのですが、京都では/馬/とか/地下鉄/に近い表現をします。あと何だったかな、「石」だったか、「水」だったか、あぁ、最近手話で話すことが少ないのがもどかしい!思い出せないんですけど、いわゆる基本単語でも表現が違うので、改めての覚え直しです。そしてそれを(使う頻度が少ない中)忘れないようにしないといけません。
言語学者ではないので「どうしてか?」とかあまりそういうことまで追求するつもりはないのですが、やっぱりあれですかね、「ろう学校」単位で手話が一定違っているのでしょうか。完全に憶測で物を言っていますので違ったら訂正してくださいね。
そうするとろう学校に通わない生徒が増えてきた今、手話はどのような変化を遂げているのか…その辺りはまた別の機会に書こうかなぁと思っています。若者手話。手話通訳者ですから、年配の方の手話から若者、子どもまで誰の手話も読み取れて、対象者がわかりやすい手話表現ができるようにならなければいけません。どちらかと言えば年配の方の手話を見るとか勉強する機会は多いと思いますが、若い人たちの手話もきっちり勉強しないといけない(少し語弊がありますね、若い人と手話で会話すればそれでいいんでしょうけど)と思います。
世代の方に話が逸れました。京都ならでは(京都”だから”なのかもしれません)の手話表現、地名の手話、もろもろまだまだ精進し続けなければいけないな、と思うのであります。元々は関東(神奈川の大学の手話サークル)で手話を学び始めて、専門学校(&埼玉)→京都→神戸(兵庫)→京都…、いろんな手話が混ざってそうです、自分。
京都の人とたくさんしゃべろう(手話しよう)~。
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