全青研報告 2日目 「暮らし」分科会
いやーほらね、何と言っても「討論集会」ですから、ちゃんと「討論」しないと。ということで2日目は分科会にちゃんと参加。
参加したのは約60名。あまり顔が写っている写真はどうかと思いますので、雰囲気が掴みにくいかもしれませんが、こんな感じでした。結局大きな輪っかになったのは最初だけでした。午前中は助言者による講演です。まずは討論のための火付け、といった感じでしょうか。
「障害者権利条約と障害者基本法と手話言語法」というやや長いタイトルでお話いただきました。個人的にも存じ上げている有名なお方でございます。講演の中では10月8日に可決・成立した鳥取県の手話言語条例に対しての評価や期待も込められており、とてもわかりやすいものでした。ただお酒を飲んで交流するだけじゃ無く、しっかり勉強もしないといけませんよね。世の中の動きがどうなっているのか、それに対してどう対応していくのか…若者には知識が必要でございます。
講演の後は、全国3つのブロックから事前アンケートに関しての発表会。災害時の対策や差別を感じたことがあるか、という項目で報告されていました。これも午後の討論に繋げるネタになっていたんだと思います。この辺りもう少し具体的な報告が欲しかったかなぁ…と。そして「手話でGO!」パンフの
活用されてなさにビックリ。内容に賛否両論あるかも知れませんが、せっかく連盟さんが大盤振る舞いで作ってくれたので活用しましょう。見たことが無い人は是非どうぞ。
お楽しみは昼食です。お弁当を注文しました。いつもなら若干高めの年齢層に合わせた中身のお弁当でしたが、今回はさすが全青研。ややガッツリ目でボリュームたっぷりでございました。なぜか滋賀の会社でしたが。きっと安かったのでしょう。おいしかったので良し!
午後は7~8人に分かれてグループ討議。擬態的な「差別事例」を挙げるのと、それを解消するにはどうしたら良いか、を少人数で意見を出し合いました。世の中便利になったとは言え、聴覚障害に対する理解はまだまだ低く、壁はたくさん。特に「電話」の壁、これは大きいですね。そして個人的な意見として「聞こえる一般の人は(外国語も含めて)通じない、ということに極度に慣れていない」、「手話や聴覚障害者について小学校など早い段階から触れさせると社会の理解が深まるのではないか」などの意見を出させていただきました。これまでの全青研だとしゃべりすぎていたので、今回は控えめに。
その後それぞれで話し合った内容を発表。次の日のデモ行進の為の横断幕やプラカードを作成して2日目は終了いたしました。
先日の記事にも書きましたが、分科会交流会には参加せず、近畿U-35メンバーとの密談会へ。自分が居酒屋を予約したのですが、これまった最悪な所でしたよ。やられた。今度の近通研集会での集いの内容やら、今後のU-35の方針やら、やるべき事は山ほどあります。がんばらねば。
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