手話でGO!して
自宅に帰ったら日本手話通訳士協会の会報に同封されていました。ちょっと前に兵通研ニュースの会場にも同封されていました。2冊めです。お手元にお持ちの方も増えているのではないでしょうか。全通研と士協会に入っている方は2冊いただけちゃいますね。
日本財団の助成を受けているこのパンフ。虹色でそれぞれページがめくりやすい構成になっています。具体事例が「ろう児に対して、手話を使って教育していないの?」「役所は手話通訳の派遣を断るかも知れないの?」「手話に関する情報を教えてもらえないの?」「テレビの臨時放送に手話通訳がつかないの?」と4つ挙げられています。優しい感じの4コママンガがあって読みやすいですね。個人的には某冊子の販売よりこっちを先にしたら…と思ったりもしましたが、今更ね…。
大分工夫されている印象ですが、個人的にはやっぱり手話や聴覚障害のことを全く知らない方には取っつきにくい感じです。やっぱり「自分にとってどうか?」ということが大きなインパクトになると思うんですよね(良いか悪いはともかく)。うがった見方をすれば、これを読みました。で?、と言われそうな感じです。じゃあできることは何か、何をすれば良いのか。法の制定もとーっても大事ですし、それを目指すのはそうなのですが、(あえて言うと)一般人の心を引くにはどうすればいいか。これは全体的な課題になるかとは思うのですが…。
そうするとどうしても極端な思想…というか、ある意味ズバッと切った感じの主張のほうがインパクトを受けますよね。「手話」や「聴覚障害」、「ろう者」というキーワードだったり概念だったり…どうしてもニッチな面がありますからね。そこを何とかするのが運動だ!と言われてしまえばそれまでなんですけど、世の中そうカンタンにはいかないものでして。
こういう話題になると結論なんてものは書けませんね。そりゃそうだ。ある意味あってないようなもんですから。「GO!」してどうするのか、改めて考えてみたいと思います。ゴー。
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