自分の手話通訳映像を見て
前回と前々回のリアルタイム手話通訳と、某研究会で自分が手話通訳した映像を見る機会がありました。機会があったというか、自分で自分の手話通訳している姿をじっくり見るのは久しぶりでした。何とも恥ずかしい限りでございますが、なるほど自分で見返すとあれやこれやと思います。今回は思ったことをつらつらと…。
先に言っておきます。見られるんだったら見た方がいいですね。自分が手話通訳(聞き取りも、読み取りも)している映像(読み取りは音声だけでも…かもしれませんが、手話を見ながら聞いた方が良いのは間違いないです)を。後から何だかんだ言われるより、自分の良い意味でも悪い意味でも特徴というのがよくわかります。できればそれを誰かに見てもらって感想をもらえるともっといいですね。
で、自分の映像(今回のは全て聞き取り→手話表現)についてなわけですが、おおざっぱに言うと「流れているけどメリハリが弱いな」という感じ。そして姿勢やら何やらを含む「所作」をもう少し綺麗にしていきたいなぁと感じました。んでもって、自分のタイプとしては、得たものをできるだけ出そうとするほうなんだなぁ、と改めて思いました。見るに堪えないってわけじゃないんですよ。たまに「(見てて)うるさい通訳」と言われることがありますが、なるほどそういうことか、やっぱり、と。
生で見るのと映像で見るのとでは違いますし、なにやら自分の手話は映像向け(画角を気にして小さめになっていたり、テレビの通訳をする関係で少し早くなったり)になっているようで、それが状況に応じてもっと上手く変えられたら、というところです。
それと、メリハリを付ける、っていうことと、手話に力が入るっていうことは違うんだなぁと。いや、違うのはわかってはいるんですけど、自分のは明らかに「力が入っている」方です。すぐに改善できることと言えば、姿勢を良くして(これは日常生活でもそうなのですが)、少し大きすぎると思うくらいの手話表現の方が良いな、と。ただし無理に力は入れない。よし、次はコレで行きます。次はアレなんですけどね、アレ。
せっかく映像をいただきましたし、もう少しじっくり見たいと思います。これまでのものも見たくなってきましたね。頼んでコピーしてもらおうかなぁ…。べ、別に自分の映像にうっとりするためじゃ、ないんですからね…(^_^;)
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