一太郎 2012 承 レビュー その2 花子をあなどるな!
一太郎のパッケージのレビューなのに一太郎のレビューがなかなか始まらないという魅惑のコーナーですが、今回はドローソフト「花子2012」のレビューです。
花子?なんだそのソフト?と思われた方。「太郎」だから「花子」。名付けこそ安易かもしれませんが、このソフト、かなり使えます。何をするソフトかというと「ドローソフト」なのですが、それじゃ説明になっていないので砕いて説明すると、「illustrator(チラシとかデザインをする専門のソフト)」の思いっきり家庭版。もしくはPowerPointっぽいけどスライドには使わなくて印刷するためのソフト、と言ったら良いでしょうか。
主にチラシや地図、POPなどを作るのに向いています。今回は特に「部品や図を選んで貼る」をコンセプトに作られ、難しい操作をしなくてもカンタンに美しい図ができちゃう、という触れ込み。
最大の目玉は部品(イラスト)の数。なんと17,000点以上!これがすごいんです。ちょっとした素材ソフトよりもとんでもないことになっています。数々の部品を入れて、おしゃれな見出し文字を入れて(これも簡単にできます)、あとは必要な情報を追加すれば、あっという間に見栄えのするチラシができちゃいます。いかにもプロ!という洗練されたデザインのチラシを作るのはそれなりに技術がいりますが、見栄えがあるチラシならカンタン。Wordで作るよりは確実に目に付きます。
さらに、この部品はWordやPowerPointにも使えますので、Microsoftのナゾな趣味のクリップアートとはもうおさらば。このイラストだけでも(花子に失礼)ソフト分の価値はありますよ。ウメもいつもお世話になっています。ちなみに手話のデザインも30種類以上あります。↓な感じ。
いかがですか?チラシや案内書ってこの業界にいると作ることが多いですから、個人的には必携です。惜しむらくは恐ろしく普及していないこと…でもPDFでも保存できますし、先ほど言ったようにイラストだけでも使えますから、是非活用してみてください。教育関係にも利用が多いそうですよ、確かに納得。
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