ステマとは
最近ネットで「ステマ」という言葉を目にしませんか?年末年始にとある会社がやらかして話題になったのですが、「ステマ」ってどういう意味でしょうか。
「ステマ」=「ステルスマーケティング」の略…仕掛け人の存在や意図を,消費者に悟られないような手法によって行う宣伝活動。一般人を装った担当者が,街角でさりげなく商品を持ち歩くような手法など(スーパー大辞林より)。消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為を行うことである(ニコニコ大百科より)。社員、アルバイト、ボランティアなどが中立的な一消費者を装って、周囲に宣伝と気付かれないように商品を宣伝したり、商品に関するクチコミの発信・伝播を図る行為(日経ITProより)。インターネットのグルメサイト「食べログ」がステマをしていたということで今問題になっています。
「ステルス」は「隠密」(隠れる)という意味で、レーダーに映らない「ステルス戦闘機」というのもありますよね。「やらせ」「サクラ」の一種です。たとえばウメダスで時折商品を紹介することがありますが、それをウメじゃなくてそのメーカーの社員が書いたり、ウメが隠れてお金をもらって「良いですよ」と書いて宣伝することも「ステマ」に入ります。が、ウメダスの場合は自分が良いと思ったものを紹介するアフィリエイトをしています(「アフィリエイト」…主にインターネットユーザーが広告掲載者のサイトを経由して広告主の商品を購入した際、広告主から広告掲載者に手数料が支払われるといった、成果報酬型のものを言う(はてなキーワードより))。そこをクリックして購入してくれれば(購入者に特に害はなく)ウメに少しばかりの紹介料が入りまっせ、ということです。ひろーく言えばステマの一種にはいるのかもしれません。
今では普通に広告を打つだけではなかなか広まらないということもあり、いわゆる「口コミ」で流行らせることを狙ってやっていることが多いですね。最近の法改正で悪質なステマを規制する動きが出てきたことも有り、きっと手口も巧妙化してくるんじゃないかと思います。ま、最近のテレビは結構こういうの多いですけどね。やる方もやる方ですが、情報を手にする側も「信頼できる」情報なのかを見極めなければいけない時代になってきました。テレビや新聞、有名タレントが言ってるからって良い・流行ってるとは限らないんですよね。ハイ。
目で聴くテレビの「報道ステーション」リアルタイム手話通訳で出て来そうな話題です。あ、でもテレビはスポンサー意向のやらせが多いからあんまり問題にできないかもしれませんね。さて、「ステマ」、手話でどう表現しましょうか。単純な/隠れて/だます/わけでもないですしね…。予習しておかなきゃ。
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