ストレス無く理解できて話せる手話をしたい
先日の動画で手話の分類?区別?についてちょっと話しましたが、あのときは何か「言わなきゃ」感に押されてしまっていたような感じでした。かといって後悔はしていないのですが、もうちょっとまとまりをつければ良かったな、と。
で、さっき何となく言いたいことがある程度まとまってきたので、日本語で申し訳ないですが書いてみます。
手話が第一言語ではないウメにとって、手話でのコミュニケーションや手話通訳をする場合、一番大事にしていることは、対応とか日本手話とかそういうことじゃなくて、相手がストレス無く理解できて話ができる手話(この場合はひろーい意味での手話としてください)で表現・通訳、というところにポイントを置いています。そこにウメが持っている技術や知識を当てはめていくわけです。
手話通訳の場合、どうしても違うものに翻訳されたものなので、全くストレスがなく理解できて話せる、ということはどんなにうまい手話通訳でも少ないと思います。ただ、それでもろう者・聞こえる人が余計な頭を動かさずにコミュニケーションができるように配慮・動くのが通訳者なんじゃないかと。それはどっちに寄ってもダメだし、相手に通じない手話を使ってもだめだし、相手がわかりにくい日本語を使ってもダメ。
ウメ自身と(手話を使う)ろう者が話す場合でも、相手が(もちろん自分も)ストレス無く理解できて話せるコミ方法が(くどいですが広い意味での)手話であって、その手話を「これ」と決めているわけではありませんし、決められるものでもありません。
ろう者同士でも、相手に応じて(ストレス無く)手話を変えたりすることがあるかどうかはわかりませんが、聞こえる人同士では話す相手によって(お互いに)ストレスのない会話ができるように自然と日本語(語調とか使用する言葉とか)が変わります。それと同じような感じです。ウメがどんなに頑張ってもろう者同士の手話会話にはかなわないような気もします。が、それが悪いことだとは思いません。
どちらかが一方的に我慢するのではなく、どちらかがどちらかを批判・否定するのでもなく、月並みですがお互いが歩み寄るのがコミュニケーションの基本なのかなぁとココまで書いて思いました。それが多くの場合はどちらかに負担がかかる…それがろう者の場合が多かったのではないか、と。
それは手話学習者・通訳者の理解不足が大きいと思いますし、ろう者(手話を使う人)の啓発不足(…とはちょっとニュアンスが違いますがうまい言葉が見つからない)でもあるんじゃないか、と思うのであります。聞こえる人の場合は、(自分たちと同じ立場の数が多すぎて)「理解しようとしない」というのと「理解したつもりになる」というやっかいなパターンもありますけどね…。
ここで結論が一つでました!
…。
やっぱりウメの話はまとまりがない!!!何が言いたいか、おわかりいただけますでしょうか…。
(また後日続くかも)
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>夢子さん
コメントありがとうございます。手話を勉強中であれば、どうしても通る道ですよね。そこをどう考えるか。片方だけが我慢しないで、コミュニケーションをどう成立させるか、が大事なのかなと思っています。
でも、手話を勉強したいと思ったときの気持ちだけは忘れないでほしいと思います。
投稿: ウメ | 2010年4月25日 (日) 19時24分
ウメダスさんのコメをみて まさしく今私が直面している出来事だ・・と

伝えたい事が 手話では誤解を招く恐れがあるため慎重に考え手話を選んで話ますが
いまいち自分の伝えたい本心が伝わらない
勿論私の技術不足は否めないのですが・・一つ間違えると相手の方(聾者)にとても失礼になるので難しいです。。私の飾りまくった(?)手話に対し一生懸命答えてくださいますが・・やっぱりどこかズレがあって。。
でも とても大事な事なのでどうしても伝える必要があり 何度も繰返すのですが・・
多分相手の聾者も「しつこい(#゚Д゚)y-~~イライラ」と思われているでしょうね(泣)
聴者同士でも「言葉」の誤解は沢山ありストレスに感じる事もありますが・・
旨く伝えられないストレスは対聾者には数倍になります。 手話を始めて初めての壁です。もっと自分に技術があれば・と反省しきりです(ρ_;)
投稿: 夢子 | 2010年4月22日 (木) 09時44分