YouTube動画への字幕の付け方
先日、YouTubeにアップした手話動画に字幕をつける試みをしてみましたが、どうやってやるの?というお問い合わせを結構受けまして、さらにブログでも紹介していなかったことを思い出しまして、遅くなりましたが紹介させていただきます。
YouTubeの公式ヘルプにも方法は載っているんです…が、翻訳の文章なのか、何が何だかさっぱりわかりません。ということで、ウメ流で紹介したいと思います。
まず、YouTubeのアカウントを取る必要があります。無料ですので登録してください。そもそも動画をアップするにはアカウントを取ってログインする必要がありますので、どちらにしてもこの作業は必要です。それで、動画を用意します。形式などはあんまりこだわらなくても良いようです。YouTubeが自動で変換してくれるみたいですし。アップする動画に制限はないようですが、著作権に違反しているものはやめましょう。
動画をアップするのは簡単。黄色くなっている「動画をアップロード」からファイルを選んでアップ作業開始。あとはYouTubeが全部自動でやってくれます。
動画をアップしたら、次は字幕設定ファイルを作ります。まずは下をご覧ください。
1
00:00:00,000 --> 00:00:03,000
おはよう。
2
00:00:03,000 --> 00:00:06,000
こんにちは。
1番目の字幕を00分00秒00から00分03秒00まで「おはよう。」という指定です。同じように2番目は3秒から6秒まで「こんにちは。」という仕組みです。これらをテキストエディタ「メモ帳」で書いていくのがベーシックな方法です。結構地道な作業なんです。が、これでは面倒くさいので、ネット上で字幕文字情報を作ることができるサービスを紹介します。
左かに動画をアップしたURLを入力し、右側の「字幕一覧」で字幕を入力して時間を設定します。1回表示する字幕ごとに文字と開始時間、終了時間を決めて「追加」。これの繰り返しです。ある程度長くても2行分は入れられるみたいですが、読みにくいのでほどほどの長さにしておきましょう。
すべての字幕を入力し終わったら、「出力」ボタンを押します。そうすると、上で紹介したような形式の文章が出てきますので、これをすべて選択してメモ帳にコピーします。メモ帳では基本的に何もいじらず、保存するだけなのですが、普通に保存してはいけません。「名前をつけて保存」から保存するのですが、下記のように設定します。
ファイル名:○○○○(何でもOK。日本語でも大丈夫です).srt
ファイルの種類:すべてのファイル
文字コード:UTF-8
この設定でデスクトップかどこかに保存します。
その次に、YouTubeにもどりまして、自分のアカウント名から「マイ動画」をクリック。字幕をつけたい動画の「キャプション」を選択します。そこで「新しいキャプション/追加」を押して、先ほど作ったファイルをアップロードします。そうするとアップ完了です。あとは通常通りアップした動画で確認。表示されていない場合は右下のメニューから変えることができます。
細かいことを省いて説明したのですが、長くなっちゃいましたね。流れとしてはこんな感じです。ウメもまだバッチリ覚えたわけではないのですが、だいたいこのやり方で大丈夫でした。興味がある方はやってみてくださいね。
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