地方交付金
今日のNHKクローズアップ現代のリアルタイム通訳は、「どうなる地方 新政権の“難題”」 ということでした。
鳩山新政権が補正予算の削減を実行する中、ダム事業を凍結。その発表を突然受けた地元が混乱をする…という内容でした。こういう話の通訳はやっぱり難しいです。
「地方交付金」「凍結」「医療再生基金」…えーとあと何が大変だったかなぁ…覚えきれないくらいです。単語だけを抜き出して考えても仕方のない面はありますが、こういうテーマの場合固有名詞として出てくるものも多いので、どう表すかは難しいポイントです。
最初の「交付金」なんかは、「国からもらうお金」と意訳するしか方法がなかったのですが、もうちょっと良い表現があったかと思いますし、日本語通りになってしまったなぁ~と反省する部分も多々ありました。それと話し手(ナレーター)が話し始めてから手を動かすタイミングが、ウメは早いんですよね。もうちょっと聞き溜めして文章の意味を理解してから表現しなければいけないのに、「遅れるまい」とつい手が動いてしまいます。最終的に意味があっていれば良いのかもしれないのですが、結局違ってあとで訂正することも、今回は何度もありました。
でも、こういう話を通訳できる機会はそうそうないので、これからも勉強のため、情報提供のために続けさせていただきます!
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