500系のぞみ引退
JR西日本は、東京~博多間で運行している500系のぞみ号を来年2月で運転を取りやめると発表しました。これまでもこだま号に転用され、細々と運行されていましたが、あと4ヶ月ということになってしまいました。
新型車両のN700系投入以来、肩身がずいぶん狭くなってしまった500系ですが、時速300キロ走行や全面の未来的デザインで人気を集めました。しかし、車内が狭い、座席配置が他の車両と違う、車両価格が高い、など問題もあり、のぞみ号の運用から外れていっていました。
今回全ての編成がこだま号に転用されることになりました。加速性能が良いのでこだま号のスピードアップにはなりますが、なんだかあっという間に本来の役割を終えてしまったような気がします。JR西日本の山陽新幹線には700系を改良した「ひかりレールスター号」も走っており、顧客満足の向上を考えれば仕方がないのかもしれません。
そんなJR西日本ですが、JR福知山線脱線事故の事情聴取の前に口裏合わせをしていたことが発覚。なんだかダメダメです。資料を漏洩させたり、調査委員会に口利きを頼んだり…起こしてしまった事故に対して真摯に取り組む姿勢が感じられないですね。
速さも大事ですが、やはり一番大事なのは安全です。私たちの足として無くてはならないものなので、そこのところを改めて考え直して欲しいところです。でも大多数の社員さんはまじめにやっていると思いますので、トップの姿勢が改めて問われるところだなぁと思います。
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