終戦記念日を知る
今日は64回目の「終戦記念日」です。各地で戦没者追悼集会などが行われていましたね。カレンダー上でも、報道でも「終戦記念日」となっていますが、一部で「敗戦記念日」にしよう、という話も出ています。
いずれにしても、64年前の今日、戦争が終わった日なんですよね。天皇陛下の玉音放送がラジオで流れて、全国民はそれを聞いて…っと、ろう者はその時はどのようにしていたのでしょうか。儀式的にラジオの前には立つものの、音声は全く聞こえない。当時手話通訳が出来る人がそんなにいたとは思えない。
その場合は、後で「戦争が終わった」ということだけ紙に書いて知らされたのでしょうかね。
小学生や中学生は終戦後、教科書の戦争に関わる部分を黒く塗りつぶして、「あたらしいけんぽうのはなし」(だったと思います)が配られて、何が何やら分からないまま振り回されたんでしょうかね。今ちょうど70代の皆さんが経験されたことかと思います。
若者には今日が終戦記念日だと知らない人もたくさんいる、と報道されたりもしていますが、本当に大事なのは終戦記念日を覚えることではなく、戦争の恐ろしさを知り、怖がることなんじゃないかと思うんですね。幸い日本では64年間平和に過ごしていますが、世界中のどこかでは戦争が起きているんです。
戦争を無くすには…欲を無くす…いや、武器を無くす…、どうしたらいいでしょう。
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そうですね。こういうのは実際に体験されたろう者に聞くのが一番。
これからずっと「開戦」は知りたくもないし、通訳したくもありませんが。
投稿: ウメ | 2009年8月18日 (火) 08時41分
終戦をどんな風に知ったか…。
いろんな地域の、高齢ろう者の話を聞くと興味深いです(仕事で会う機会がよくあったので)。戦時中の過ごし方も、人によって違うしね。
投稿: エビイモタロウ | 2009年8月15日 (土) 23時40分