小松博を想う
先日兵庫県で行われた全通研集会で購入した「小松博を想う」という本。兵庫県聴覚障害者協会が発行しました。
小松博さん、皆さんご存じでしょうか?本の表紙にも写っていますが、長年ろうあ運動に邁進してこられ、地元兵庫県では淡路島にろう高齢者向け特別養護老人ホーム「ふくろうの郷」を建てるために5億円の募金活動をするなど、第一線で活躍してこられました。
淡路ふくろうの郷は2006年4月にオープン。ウメもオープンしたときにお祭りには取材に行かせていただいて、小松さんとも少しお話しさせていただいた記憶があります。
小松さんは2年前に急逝されました。
ウメはその他にも数回お話しさせていただいただけで、知り合いと言えるほどでもなかったのですが、この本には親族から活動仲間、通訳者などたくさんの方々が彼への想いを素直な言葉で綴っています。追悼エッセイ集といったらわかりやすいでしょうか。
何気なく読み始めたら、彼の魅力に夢中になり、生きておられる間にもっとお話ししたかった、という気持ちにさせられました。涙もでてきました。兵庫はもちろん、全国から寄せられた文章1つ1つから、彼がたくさんの人に愛されていたんだなぁと思いました。
小松さんのことをご存じない人も、一度読んでいただきたい本です。お問い合わせは下記までどうぞ。お値段1500円(税込み、送料別)。
社団法人兵庫県聴覚障害者協会
FAX (078)371−0277
TEL (078)371−5613
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>のほほんさん
こちらこそ、コメントありがとうございます。(良い意味で)意外な方からコメントをいただいてとてもうれしいです!
どの方の文章を読んでも、小松さんの人柄がうかがえて、あぁ、惜しい方を亡くされたと改めて感じると共に、もっと早くお知り合いになれていたら、たくさんのことを学ばせていただいたのに…という残念な気持ちでいっぱいです。
私も微力ながら手話の世界で生きてます。小松さんには一生かかってもおいつかない…いや、追いつけるものではないと思いますが、私なりに精一杯がんばろうと思っています。
ブログを見ていただけるとのこと、ありがとうございます。くだらない記事もありますが、今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
投稿: ウメ | 2009年9月28日 (月) 22時46分
こんにちわ。はじめまして。
こんな遅いコメントで気がついてくださるかちょっと不安ですが・・・
私は小松博の姪になります。
ブログにすてきな紹介とおじちゃんの事をそういう風に書いてもらってうれしかったです。
ありがとうございました。
おじちゃんは本当に私が小さい時から全力で何事にも頑張っておられました。その分、苦労もされました。でも親戚が集まる席ではいつもニコニコとされてました。
私も手話を習ってた時がありましたが、残念ながら途中でリタイアしてしまいました。おじちゃんの葬式の時に本当にたくさんの方が参列に来て下さいまして、びっくりしました。
その時に、なんでもっと続けなかったのかな?とかいろいろ考えてしまって、今もう一度勉強中です。そして おじちゃんが頑張ってきた世界をもっと詳しく知りました。
まだまだの私ですが・・・・
ウメさんのブログもこれからも楽しみに読ませていただきます。
投稿: のほほん | 2009年9月28日 (月) 10時19分