15%負担
セブンイレブンで、消費期限が迫ったお弁当を見切り販売することを制限していたとして、公正取引委員会から排除命令を受けていた件。コンビニ業界の売り方そのものにも影響を与える命令だったことで、結構話題になっています。
もともとコンビニ側は、いつでも一定の品揃えを揃える便利さを提供する代わりに、定価販売にこだわり、一定の廃棄はやむを得ないという考え方(違ってたらすいません)ですよね。それに対してオーナー側は「売れる物を廃棄し、さらにそれがそのまま負担になるのはおかしい」ということで、争っていた事例です。
消費者の感覚で言えば、そこまで定価販売にこだわるよりも、期限切れを安く売ってくれた方が嬉しいし、それで誰かに食べられればもったいなくないし、期限切れ間近の商品はイヤ、という人もいるだろうし、スーパーでもやってることだからやればいいんじゃないか…と思うのですが、コンビニ業界ではそうではなかったようです。
そこで公正取引委員会の排除命令を受けて、セブンイレブンは廃棄商品の原価を本部で負担することを発表しました。その割合は15%。
とっさに「カネで解決か」と思ったウメはあさましいでしょうか。
今までずっとオーナー側に負担させていたのに、排除命令が出たとたん…まぁ、すぐ改善策が出たというのは喜ばしいことなのかもしれませんが、なんかスッキリしません。解決の方法が安易すぎるような…。
15%出すから今まで通り品切れのないように発注せよ、ではないことを祈ります。
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