神戸でろう教育集会
先週の土曜、日曜と、神戸で行われたろう教育の明日を考える全国討論集会に参加して来ました。一昨年の熊本、昨年の埼玉と仕事で参加していたのですが、今回は興味もあり、近いと言うことで一般参加してきました。参加者は700人程度だったそうな。
ろう教育に関係する集会だけあって、先生から研究者、保護者や学生まで様々な人が集まっていましたね。ウメはどれにも属さなかったりするのですが、何気に知り合いもたくさんいて久しぶりの対面もありました。「ブログ見てます」とか「エーロク君元気?」と声をかけてくださる人もいて、改めてブログを見てくださっている皆様方に感謝感謝です。
ウメは「特別支援教育」の分科会に参加。某選択コースにしようか迷ったのですが、個人的感情が抑えられるかが心配なのと、仕事でも特別支援教育のことを取り上げるために勉強をしておいた方が良いと言うことでこの分科会にしました。各地の特別支援教育、ろう学校の名称変更や統廃合の情報を聞く度に、政府はろう学校のこと、ろう児のことをどのくらい考えているのかなぁと疑問に思いました。まぁ、お金の節約という意味ではやむを得ない面もあるのかもしれませんが、それにしてもやり方の筋が通っていないですよね。一方で養護学校の生徒数増加という面もあり、ろう教育はいろんな意味で転換点を迎えているのかもしれません。
ろう学校に生徒が減っていることについて、いろんな意見を聞くことができました。ろう児そのものが減ったのもあるのかもしれませんが、やはりインテグレーション(普通校に通学)が非常に大きい影響を与えているんですね。それ自体が良いのかどうかはここでは議論を差し控えますが、ろう児が集える場所であるろう学校をどう守っていくか、より多くのニーズにどれだけ対応できていくかが課題なのかなぁと思いました。
こんな偉そうな事を言っているウメですが、教育に関してはことド素人なので、勉強のつもりで睡魔に耐えながら(ときには完全にやられながら)参加していました。なぜか発言を求められる場面もあり、情報をください、とお仕事の宣伝をしてきましたよ。一般参加なのに・・・まぁ、この仕事をしているので仕方ないというか、ありがたいことでもありますよね。
今求められている教育の姿、どこにあるんでしょうねぇ。ウメがろう学校の先生になったらどんな先生になるだろうなぁ・・・。(教員免許ありませんが)
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