福井の報告(下)
今回の大会はウメにとっても何かを考えるきっかけになったような気がします。具体的に何かっていうのはあいまいなので言えないのですが、自分がこの業界でどう活動していくか、ろう者とどう関わっていくかを、漠然とですが考えることがありました。聴覚障害とか、手話とか、そういったものに今後関わっていく中で、ウメができること、しなければいけないこと、そしてどこにウメの居場所があるのか・・・。
今すぐどうこうっていうことではなく、さらに業界から離れようとかいうわけではないのですが、一人でできる力には限界があるわけで、あれもやりたいこれもやりたい・・・って考えているだけではダメで、自分でしっかり道を造っていかなければいけないんだな。そして後悔のないようにしていかないとな・・・と思った訳なんです。あーまた何が言いたいのかわからなくなってしまいましたし、全然福井の報告じゃないですね。
福井の街はどこかのどかで、人の良さがにじみ出ているようでした。田舎過ぎず(でも大きな電気屋はなかった・・・)都会過ぎずで、生活をするには良いところなんだなぁと思います。
大会に来るといつも尊敬するのは実行委員会の皆さんのがんばり。これがあるからこそ大会が滞りなくできるわけで、弁当を配る人や会場を設営する人、資料を作成する人、参加者を誘導する人・・・一人一人の力で大会ができ、ウメも仕事ができて出会いがあるわけなんですよね。なので本当に皆様に敬意を表したいです。なのでいつも大会終了直後の実行委員会の皆さんのホッとした顔を見ると涙が出そうになるんです。あと次回大会への引き継ぎ式とか・・・。仕事をさせてもらっている立場としては「本当にお疲れさま」という気持ちになります。
今回の大会で撮影した写真は400枚を超えました。腕がまだまだなので数で勝負!ってところですね。でもだいぶ失敗写真も減ってきて、あとはどう魅力あるものにしていくか、見て大会の良さが伝わる写真を撮るか・・・まぁ写真だけではなく、文章でもそうなのですが、通訳でも仕事でも「伝える」作業をする上で一番気をつけないといけないなぁと思っているところです。
そんな感じで今回もあっという間に終わってしまいました。来年は関東地方の茨城大会。つくば市で開かれます。さぁ、どんな大会になるでしょうか。今から楽しみです。
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