微妙な日本語
通訳者たるもの、美しい日本語が話せることを目指して日夜努力しなければいけないと思うのですが、それがなかなかうまくいかず、(通訳時では無いときでも)変な日本語になってしまうことがよくあります。
先日、職場で電話を受けていたときに「お名前を頂戴してもよろしいですか?」とウメが言っていたのを聞いて、笑いながら「名前は頂戴できないよね」とつっこんでくれました。丁寧語のつもりがよく考えると意味がおかしくなる、なんてことは良くありますよね。(この場合は「お名前を伺ってもよろしいですか?」が良いのでしょうか)
もともと曖昧な意味を持つことが多い日本語ですが、そんな中ビミョー語なんてものがあるそうです。こう聞くと若者の言葉のように思うのですが、それだけではなく、中高年でもこういう言葉を使っているそう。例えば・・・
「ウーン、微妙だな」
「難しいな」
「~かもしれない」
「ちゃんと、アレしとけよ」
「誰が悪いとは言わんが」
「~するべきだ」
「何度も申しますように」
「オレの若い頃は……」
「~に決まってる」
「~ってものはだね」
「要は」
なるほど。確かにこれは微妙な言葉ばかり。そしてオヤジが言いそうな言葉も多いですね。これを言われても???と感じるでしょう。
話はそれますが、最近では、ろう学校に通う学生が、丁寧な手話表現を知らず、先輩や大人に対しても友達感覚で話されるから困る・・・なんていう話も結構聞くようになりました。今でこそろう学校で手話をしてはダメ!ということは少なくなりましたが、今度は社会に出て行くための教育の場として、手話の敬意表現なども身につけられるよう、やはり集団教育の場を保障しなければいけないのかなぁ、と思っております。
話が見事にそれましたので、この辺で。
« 職場にぴったり?のマウス | トップページ | 熊本風ラーメン »
「勉強します!」カテゴリの記事
- 勤労感謝の日(2018.11.23)
- コインランドリー(2018.07.15)
- Googleドキュメントで音声入力→文字起こし(2018.07.20)
- 埼玉の地図(2017.07.11)
- えいごのべんきょう(2017.06.13)
コメント