障害者向けショップ
携帯電話会社のソフトバンクモバイルは、障害者向け(ニュースリリースでは障がい者向け)携帯電話ショップをオープンさせるそうです。場所は東京都葛飾区。自立支援施設「むくの木」内の1階に開設されるとのこと。ニュースリリースはこちら (PDFファイルです)。
今回の取り組みは、NPO法人自立支援センター「むく」と連携して行われるもので、障がい者向けにゆっくりと説明を聞けたりするそうで、スタッフも障害者が中心となるそうです。在庫は持たず、商品は後日の受け渡しか郵送で渡されるそう。ちなみに機種変更もできるようですね。スタッフに障害者を起用することで雇用も確保されるなら、なかなかよい取り組みだと思います。
ソフトバンクと言えばJ-PHONEの時代から続いている聴覚障害者向けに手話で応対してくれるショップ「ハンズサインセンター渋谷」があります。ここのスタッフは、ただ手話ができる程度ではありません。まさに手話で的確に案内が出来るくらいの技術は持っています。もちろん筆談での対応も可能ということで、こういうお店があることはうれしいですよね。ただ、東京近辺以外の人はどうするか・・・という問題が出てきます。これは新しいお店も同じ事ですよね。
ウメが家電量販店で働いていたときもそうだったのですが、手話で接客を受けたいがためにわざわざ遠くからろう者が来てくれることがありました。これらの手話対応のお店もそうなのでしょう。店員にとってはそれはうれしいことなのですが、本質的には手話ができる店員、障害者に理解のあるお店が日本全国に広まることが真のバリアフリーということですよね。
さて、この動き。これからどのように広まっていくでしょうか。
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