署名されましたが…
昨年の12月に国連で採択された障害者権利条約に、日本が先日やっと署名をしました。
聴覚障害・手話の業界に関わっている我々だけではなく、全ての障害者、いや、社会的弱者にとって非常に大きなニュースだと思うのでございますが、世間の反応は残念ながらそうでもないようです。
ウメが見ていないだけなのかもしれませんが、新聞でもテレビのニュースでもインターネットでも扱いは大きくなく、申し訳程度になっています。あれ?大きなニュースじゃなかったの?世間の関心は高くないの?って思ってしまいます。
世の中で起こる事件や事故などはわからなくもないですが、沢尻エリカだの時津風部屋だの福田内閣の動向ばかりやってないでですね、日本がこの条約に対してどう向き合っていくのかについて特集してくれませんかねぇ。一般世論が高まらないと国っつーもんは動かないんですから。
それにしてもなぜにこのタイミングなのでしょうか。以前の阿倍改造内閣の時は外務省が高村さんではなかったと思いますので、突然決まったことなのか、あるいは決まっていたことなのか…いずれにしても署名だけではなく批准、さらに国内法の整備を進めて欲しいと思います。
ほら、矛盾が目の前に転がっているのに・・・。
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