喜んで良いのか
出張や取材などで地方に行って初めて合うろう者と会話するときにたいてい聞かれるのが「あなた、聞こえる人?」、もしくは「あなた、ろう者?」。
これを聞かれるとウメは「聞こえます」と答え、その後「聞こえる人ですいません」みたいなニュアンスを出して謝ってしまいます。そうすると相手が「手話うまいねぇ」と言ってくれる、というパターン。
このやりとりをずいぶん経験していますが、これをどうとらえて良いのか気になっています。もちろん、(お世辞かもしれませんが)手話うまいねぇと言ってもらえている事はうれしいことですし、あからさまに手話学習者の手話をしているわけではないんだということはわかるのです。
素直に喜んでいていいのでしょうが、どこかのブログに書いてあったのが「ろう者はろう者には”あなたろう者?”とは聞かない」というのが書いてあって、あぁー聞こえる人かどうかを確認するためなんだなぁ、とも思うわけです。
ろう者の皆さん、どうなんでしょうか。初対面のろう者に「あなたろう者?」と聞く場面ってありますか?
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>○さん
そんなパターンもありますか。ウメはまだ未体験ですね。
投稿: ウメ | 2007年5月17日 (木) 21時00分
遅レスでスマソ
わりと見かけるやりとりのパターンで
Aさん「この人電話できるって」
Bさん「嘘!!」
Aさん「本当!!聞こえるの!電話できるって!!」
ってのが・・・ありますよねぇ
投稿: ○ | 2007年5月16日 (水) 00時37分
喜んでいいんでしょうね、きっと。お世辞だとしても「褒められて伸びるタイプ」のウメには良いことだと解釈します。これぞプラス思考!
投稿: ウメ | 2007年5月 4日 (金) 22時44分
私も聞かれる人です。
全通研に行った時や、北信越の行事で初めて会って人に聞かれたり、2泊3日のろう・聴合同学習会で3日目にまだろう者と間違われていたこともあります。
そう言う時って正直、嬉しいです。
投稿: いちご | 2007年5月 4日 (金) 21時36分