ラストキング・オブ・スコットランド
本日偉大なる友人Uさんが社会派映画を見たいというので、一緒に見に行きました。「ラストキング・オブ・スコットランド」。
ウガンダの独裁者で「人食い大統領」と呼ばれたイディ・アミンの半生をスコットランド人医師ニコラスの目を通して描いた作品で、当時のウガンダの内情や独裁政治をかいま見ることができます。主演はイディ・アミン大統領を演じたフォレスト・ウィテカー。先日のアカデミー賞で主演男優賞を取った人です。
ウメはどこかの国の大統領が独裁者になっていく・・・という程度の知識しかないまま映画を見たのですが、いろいろと考えさせられる映画でした。ところどころに残虐な表現があって目を背けたくなりましたが、実際のウガンダでそのような事に近いことが行われていたと思うと考えさせるものがありました。
なぜ独裁者が生まれていくのか・・・、アミンが独裁者になっていく背景については描き方が少し物足りなかったような気がしますが、恐怖政治の様子や大統領の二面性などがうまく描かれていたと思います。フォレスト・ウィテカーの演技はすごかったです。まさにオスカーもの。
ウガンダの物語なのになぜタイトルにスコットランドが入っているかというと、アミン大統領がスコットランド独立を支援したからのようです。映画の中では人種差別の問題も描かれており、非常に考えさせられました。残虐シーンはキツイですが、社会派映画が好きな方にはおすすめです。
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