ニュアンスの違い
言いたいことがうまく伝えられないもどかしさ。
日本語を使ってもうまく伝えられないときがあるのに、ましてや手話の場合はなおさらもどかしくなるときがあります。 ろう者の時は逆でしょうか。ろう者と話すとき、ウメが頭の中で考える時に使う「日本語」が持つニュアンスと、実際に表出するときの「手話」 の持つニュアンスがかみ合わない時があります。しかもかみ合わないのがわかりつつ話すことも。
これはウメだけの問題なのか。それとも思考言語と表出言語が違えば必ず起きることなのか。それとも相手によるものなのか、 自分の体調によるものなのか、話す内容によるものなのか、聞こえる人とろう者が持つ文化・習慣の違いによるものなのか・・・。 考えただけでも様々な要因が複雑に絡み合っているような気がします。
ろう者と話すときは日本語をすっかり忘れて、ぜーんぶ手話にしてしまえば、手話にできればこれほど楽なことはないんですが、 残念ながらニホンゴは頭の中から離れてくれません。そりゃそうですよね。
言語的に言いたいことが言える、つまりそれなりの単語がわかって会話ができる。そうではなくて、 自分の言いたいニュアンスまで伝えられるようになったとき、自信を持って「手話ができます!」って言えるようになるのかなぁ、と思います。 そんな日はやってくるのかどうか不安ですが。
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雰囲気手話…確かに言語的に忠実な人と、雰囲気に近い感じで伝える人の2パターンがあるような気がします。ウメも雰囲気に近いです。
右脳でも左脳でも脳を使うのは大変ですよねぇ。
投稿: ウメ | 2007年2月 3日 (土) 22時19分
私・・・講師の人から「雰囲気手話」と言われてます。
最初は落ち込みました・・・でも、視覚言語って、ある意味芸術!
だから右脳を使う雰囲気でいいのですよ!!!!
と開き直ってます>。<
駄目ですかね????あははは
投稿: 名無しの名無 | 2007年2月 2日 (金) 22時08分