3年目の試験:聞き取り編
さてさて手話通訳士試験も3年目にかかってまいりました。3度目の正直で今年こそなんとかなるか、それとも今年も試験の前にやられてしまうのか・・・。と、いうわけで受けて参りました。今年から画面の手話を見て解答用紙に書くタイプの試験はなくなったので、聞き取り試験と読み取り口頭通訳試験が2問ずつになりました。
聞き取り通訳試験・・・はやっぱり手が動きませんねぇ。試験が始まる前にはほとんど緊張していなかったのですが、カメラと試験官の前に立つと緊張して受験番号を表す手話を間違えてしまいました。トホホ・・・。
1問目のテーマは「新しい医療の受け方」です。ゲ、医療だ。なんだか病気に関する新しい手話がどんどん出てきそうな問題です。聞いてみると「セカンドオピニオン」の話でした。「セカンドオピニオン」って新しい手話があったような気がするのですが、そんなものは覚えていない(おいおい)ので、なんとか指文字でごまかしましたがごまかしきれたかどうか・・・。
本文中にあった文。「主治医に失礼になるのでは」「ガンや心臓病のように、治療方法が日進月歩している領域では」や「平成18年4月から3割負担の患者の場合は1,500円で請求できるようになりました」・・・、あぁ難しい。しかもちょっと早口だったような気がします。まぁ完璧に出来なくてはいいものの、首をかしげるできで、終わった後思わず苦笑いしてしまいました。
2問目は「夢を叶えたイチロー」・・・。そうきたか。試験でイチローの話が出るとは思いませんでした。てっきりどちらか一問は「障害者自立支援法が施行されて負担が増えた・・・」関連の話が出ると思っていたのですが、甘かったようです。
「天才」という言葉を聞いて/天/とやってしまいそうになったウメはまだまだダメですね。(/天才/の手話もわかりませんでしたし。)しかしこちらの文章の方がわかりやすく、いくぶんか出来たような気がします。まぁ「出来た!」という部類ではないですけどね。難しかったのが「自らの夢に対して代償を払おうとする本気があふれています」という文。言葉にとらわれず「遊ぶ時間少ないけど頑張った」と訳したような気がします。これで良いのでしょうか。
やっぱり手話が落ち着いていませんでした。とほほ。
« 二次は来年も…か? | トップページ | 3年目の試験:読み取り編 »
「通訳あれこれ」カテゴリの記事
- 東通研の本「だって通訳者だもん」(2022.03.24)
- 「二足のわらじを履く」(2022.01.15)
- 教材になる番組・映像(2022.01.07)
- 手話通訳の試験対策(2021.09.08)
- 三重研修 その3(2021.08.23)
コメント