聞こえる人がよく使う
聞こえる人がよく使い、ろう者はあまり多用しない単語が4つある。
/時/、/だから/、/(~の)ため/、/でも/の4つの単語だ。この単語を全く使わないというわけではないのだが、多用すると日本語にひきつけられている手話の文になってしまうとK先生は言っていた。
確かに、この4つの単語、ふと気が付くとよく使ってしまっている。先生いわく、こういった単語は、NMS(非手指動作)、分かりやすく言うと手の形だけではなく、顔の表情のようなもの(正確には表情ではなく、そこにも文法というものが存在するとのこと。)で表現できる。
また、肘から先の手だけで手話をしても、ろう者には伝わりにくい、とも言っていた。
手話は文字通り「手の話」と書くが、実は手と同じくらい大事なのが顔だったり、身体の動きだったりするのだ。(これは以前も「顔話」で書いたが。)
これからウメは/時/、/だから/、/(~の)ため/、/でも/の4つの単語、出来るだけ減らすように頑張ります。
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