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2018年7月 3日 (火)

ネイティブではない手話通訳 前編

(最初に書いておきますが、やや支離滅裂で失礼なことも書いているかもしれません。ご容赦ください。)

(ろう通訳とか、コーダとか一部の場合を除いて)手話通訳者ってほとんどが手話のネイティブではありませんよね。何らかのきっかけがあって手話に触れて、手話を学び始めて、そして手話通訳の技術や知識を身につけている人がほとんどだと思います。

私はコーダではないのでコーダの人の気持ちはわからないのですが、ろう者が時々コーダの方を特別扱い(というと語弊があるかも)するのは何となく納得がいかない気持ちはあるのですが(だって生まれ持った環境はどうしようもない)、それはまた別の話になるので置いといて…。

そんなネイティブではない聞こえる人が手話通訳をすることについて、皆さんはどういう考えを持っているでしょうか。見づらい?手話がわからない?もっと勉強して欲しい…それはごもっともです。残念ながら、「こんなレベルで通訳してもいいのかな…」という人もたくさん見受けられます。ですが、そうでもしないと通訳依頼に応えられないほど手話通訳者が足りていないのも現実です。

情報保障の質を担保するというのはとっても重要ですが、音声を聞いて手話に変換する、また手話を見て音声に変換する、というのは聞こえる&手話ができる&通訳の技術がある人にしかできません。(だからろう通訳がダメとかそういうことを言いたいんじゃないですよ)。同時通訳にこだわるのであればなおさらです。

今、手話に対していろんな考えがありますが、結局の所、専門的なもの、国を動かすような政治的なもの、命に関わるものに対応できる手話通訳者がどれくらいいるのか、より多くの手話に対応できる手話通訳者がどれだけいるのか。またその通訳者がどういう環境で働いているのか…十分な報酬をもらっているのか…手話そのものの研究をするのもいいですが、手話通訳者が置かれている現状をもっと研究する人がいてもいいのではないかと思います。

そしていわゆるろう者に分かりやすい手話通訳を望むなら、ろう者自身がキチンと育てていく必要があると思うんです。自分の身内だけの通訳じゃなくて、皆のために活動できる手話通訳者がどれだけいるか…ウメ自身も今は業務内くらいでしか活動できていませんのであまり偉そうなことを言えませんが、手話通訳の現場ってもう結構いろんなところで疲弊してきており、次の若手(ウメと同じくらいか、さらにその下)が育っていないんですよね。

ニーズは絶対的に少ないけれども、絶対にあるわけで、そこをどうやって世間に理解してもらうか、「字幕で良い」、「CGで良い」と思われてしまわないようにしなければいけません。社会の認識の壁って結構たかい気がします。これだけICTが発達し音声認識などの技術が広まると、何とか「人の代わり」でやろうとしますが、手話通訳は(絶対とは言いませんが)人じゃない方法というのはここ十数年は難しいと思います。もちろん、音声認識技術の発展は目覚ましいので、音声を字幕に変える方は何とかなるかも知れません。ただ、その逆で、ろう者の様々な手話を音声に変える…これは今の技術では難しいでしょう。

じゃあネイティブの手話通訳者を…という話になると、それは数としてかなり少ないですし、ネイティブだから手話通訳に向いているかというとそうでもない。やっぱり裾野を広げていくしかないんじゃ無いかと思うわけです。最近は聞こえる学校→大学に通った”ろう者”(あえてこう書きます)も増えており、彼らが使う手話(何だか一部でヘタクソとか蔑む大変残念な声もありますが、それも彼らの立派な言語だと思います)もしっかり読み取れるように、もちろん、未就学の高齢ろう者の手話にも対応できるように…となると、1人の人間では限界があります。だからこそ、手話通訳者にも得意分野などで幅が必要ですが、今ではそうもいっていられません。せいぜい付き合いがあって指名ができるかできないか、程度です。そうでなくて、ある程度の技術を持って誰が来てそれなりの情報保障が受けられる環境作りを進めていかなければいけないんですよね。

じゃぁ非ネイティブの人にどのように手話を教えるか。手話通訳として育てていくか…。自分は家族にいて、専門学校に通い、そして友人から教わってきた身で、いわゆる「通訳者養成講座」には通っていないですが、このままで良いのか。また学校も今の形で良いのか…。日本語をベースにして教えるのもどうかと思うのですが、無理矢理ネイティブっぽく教えるのもなかなか難しいんじゃないかと思うわけです。

(後編へ続く)

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コメント

>こまつなさん
メアドの欄には表示されてないのですが、管理画面で見られるのかも知れませんね。
別ルートでのご連絡もありがとうございます。しばしお待ちください。

お返事ありがとうございます。
メアドの欄にアドレスを入力したのですが、大丈夫でしょうか。
お時間がありましたら、連絡を頂けたら幸いです。

>こまつなさん
初めまして、コメントありがとうございます。
将来手話通訳の仕事をされたいと思っているんですね。
私のことが参考になるのかどうかわかりませんが、何かありましたらご連絡ください。
(連絡先の記載がなかったので)

初めまして。
現在、大学四年生で卒業後、国リハに入学して手話を学び、手話通訳士の資格を取り、手話通訳の仕事をしたいと思っております。

国リハのことについて色々お聞きしたいのですが、お時間ありましたらよろしければご連絡くださったら幸いです。

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