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2015年2月26日 (木)

京都府障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例 を語る 前編

今年4月から京都府で施行される条例です。

「京都府障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例」

えー大変長い名前の条例です。もうちょい何とかできなかったのかと思いますが、こういう条例ができるということは一歩前進ですし、京都に住んでいるなら知っておかなければいけません。リンク先でパンフレットなどをダウンロードすることができます。

条例のポイントは「障害への理解の促進」「不利益取り扱いの禁止」「相談体制と助言、あっせん」「社会活動の推進」などになっています。基本的には障害者差別解消法の理念が元になっていると思います。

「不利益取り扱いの禁止」というのが大きなポイントで、「福祉」「医療」「商品販売・サービス提供」「教育」「施設・公共交通機関」「住宅」「情報・コミュニケーション」「労働・雇用」の8つの分野でしてはならないこと、が定められています。ただ、正当な理由(合理的な理由)がある場合は不利益取り扱いには該当しない、とのこと。

この辺りの線引きをどう考えるか、「正当な理由」(合理的な理由)とは何か。こういう法律や条例を作るとき、そして障害者対応をするときにはこの価値観がズレていることに問題が多いような気がします。不利益取り扱いに該当する事例と共に、資料を拝見させていただき、気になったところや聴覚障害関係のところをピックアップします。

<不利益取扱いに該当する可能性がある事例>
・聴覚障害のある人からの求めがあったにもかかわらず、筆談による対応や手話通訳者の同席を認めず、病状や治療についての説明をしない。

・旅行ツアーの申込みにおいて、障害のある人の障害の状態や求められる配慮等を聞こうとせず、障害があることを理由に、事情説明もなく、付き添いを一律に求める。
・聴覚障害のある人が筆談での情報提供を申し出たが、それを一律に断り、手話通訳者の付き添いを要求する。
・自治会の回覧板について、知的障害のある人は分からないだろうと勝手に判断し、知的障害のある人に限って回覧しない。
・盲ろう者が触手話によりコミュニケーションを行うために通訳・介助者の同席を求めたが、それを断る。

<合理的な理由があると考えられる事例>
・飲食店の繁忙時間帯に、視覚障害や聴覚障害のある人が来店し、当該来店客に障害があることをスタッフが認識できず、結果として丁寧な接客ができなかった。

・聴覚障害のある人が手話によるコミュニケーションを求めたが、手話を理解することができないため、代替手段として筆談などの他の方法を求めざるを得なかった。
・障害のある人が電話で意思表示をしようとする際に、当該障害のある人の障害特性により電話では十分にその内容を汲み取ることができないため、代替手段としてFAXやメールでの意思表示を求める。

どうですか?そりゃーそれなりに時間をかけて作ったわけですから、概ねそうだろう、かなと思いますが、一部あれっって思うところ、ありませんか?あくまで上に挙げたのはウメが抜粋したものです。詳しくは上のリンクからご覧くださいね。

そして障害者に対する合理的配慮については、府は義務になっていますが、事業者は「努力義務」になっているところも差別解消法と同じですね。いろんな事情で努力義務になったのでしょうが、「努力したけど無理です」で済む問題がないわけではありません。

(続く)

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