2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

« 病人ウメ | トップページ | 久しぶりの緊急地震速報 »

2014年9月19日 (金)

若者の手話について語ってみる

前は地域ごとの手話についてちょっと触れましたが、今回は世代ごとの手話について。

たいそうなことを語るつもりはありません。自分で感じたことを中心にして書くつもりですし、「そうだ!」と押しつける気もありません。それだけは先に書いておきます。

さて、先日あるイベントで若いろう者がたくさん集まるところに行きました。本当に若い。自分が34歳で若いなんて言ってられません。少なくともほとんどが一回り以上年下の人たち。

もちろん、そこにはいろんな手話があります。いわゆる「ろう者っぽい」手話をする人もいましたが、多くは「日本語をベースとした手話」だったこと。これが悪い!と言いたいわけではありません。むしろその人がそういう手話が一番自然に出せるので有ればそれは尊重しなければいけませんし、手話通訳で対象者になったならしっかり通訳できる技術を持ち合わせなければいけません。

年配の方ばかりではなく、若い人の手話にもしっかり対応できるのが手話通訳者の基本であり、それが当たり前だと思うのですが、今の手話通訳者は確かに世代が上過ぎるというのもありますが、若い人への対応があまりにも弱すぎると思います。若い方(10代後半とか20代前半とか)が手話通訳を依頼することも多くはないですが、依頼してみようと思うかどうか…。

今の若い人はそれが手話通訳とはいえ、自分と相手の間に第三者が介入するくらいなら自分で何とかしようと考える人が増えているようです。筆談や自分は音声で話したり。基本的な日本語は身に付いていらっしゃる方が多いんですよね。

手話の様子も見ていると顕著ですね。あちらの方がいう「日本語対応手話」というヤツです。でもそれもれっきとした「手話」です。それを手話じゃないという人の気が知れません。ましてや手指日本…やめておきます。きっとわかり合えないですから。

でももちろん同世代同士でコミュニケーションするのに不便はなさそうですし、年上の人とのやりとりもしっかりしています。自分の言いたいことも言えています。個々の人たちがどういう教育を受けてきたのか、口話法なのか、手話も取り入れたのか、ろう学校卒か、インテグレーションなのか、いずれにしても一人一人が個性の有る手話をし、コミュニケーションをしています。

年配の魅力ある手話を見ようという学習会は良く聞きますが、若者手話を見ようという企画は聞いたことがありません。「若者手話」というのは単語レベルの流行り言葉のように思いますが、実はそうではなく、本当に若い世代が使う「言葉」としての手話だと思います。そこには、年配の人が出さない表現もあったりして、もちろん世代が違うからというのもありますが、「なるほど、そう来たか」と思うこともしばしば。

「日本語通りだから楽でしょ」という訳じゃありません。日本語に近いから手話のレベルが低いわけじゃありません(「手話じゃない」なんてもってのほか!)。むしろ日本語を習得している彼らの通訳をするときはもっと気を使わなければいけないと思います。また、皆に向けて話す時と友達同士で話す時のフランクな手話(この辺りは友達同士だけで通じるサインもあるのでしょうか)の表現やテンポも全く違ったりして、その辺は研究してみると面白そうだなぁと思いますが、自分は研究者ではないのでそこはどなたかにお譲りします。

彼らが自分の手話で思いっきり話して、それをしっかり通訳できる手話通訳者が潤沢にいる社会、それに対応できる制度、今後はそういうことも念頭に置いて運動していかないといけないと思います。念頭に置く、というか、個人的には最優先でもいいと思っていますが。

皆さん、若い世代の人と話してみましょう。そこには今までの運動や活動とは違った新しい発見があるはずです。学べることがたくさんあると思います。

« 病人ウメ | トップページ | 久しぶりの緊急地震速報 »

手話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 病人ウメ | トップページ | 久しぶりの緊急地震速報 »

クリックお願いします


  • にほんブログ村 介護ブログ 手話・点字へ

ウメダス広告

  • 01.おすすめの商品
  • 02.売れ筋の商品
  • 03.ウメダス商品

手話関連ニュース

ウメダスカウンター

  • FC2のカウンターです。
  • ウメダス閲覧中の方
    現在: