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2013年3月13日 (水)

3/12 報道ステーション リアルタイム手話通訳(下)

続いては明るいニュース!   
世界発!海底のメタンハイドレートからガス採取成功   
経済産業省が12日、愛知県・渥美半島沖の海底に眠るメタンハイドレートからガスを生産する実験に成功した。海底からの採取は、世界初の快挙だ。メタンハイドレートは、天然ガスの主成分であるメタンと水からなる氷状の物質で、氷が溶けるとガスが発生する。“燃える氷”とも呼ばれる所以だ。   
   
これから期待される国産エネルギー「メタンハイドレートガス」の採取に成功!まだ実用段階ではないのですが、それでも喜ばしいことです。「メタンハイドレートガス」…指文字でなめらかにできますか?このときは何とかできました。こういう固有名詞は字幕でもでるものの、一度はしっかり表現しないといけませんよね。関係者が興奮気味にインタビューに答えていたり、取材したアナウンサーが「うわぁ!氷が燃えてる!」というわざとらしいリアクションもしっかりできたでしょうか。日本近海にはおよそ100年分のメタンハイドレートガスが埋まっているそうで、その開発費に588億円かけてきたそうです。こういうのにはしっかりお金を使って欲しいと思います。原発依存からも離れられますしね。   
   
通訳的には「今回の生産実験も、経産省がJOGMEC(ジョグメック)=石油天然ガス・金属鉱物資源機構などに委託し、進められた」…いきなりそんな英語の団体名言われても…戸惑ってしまいました。画面に出てたのでアルファベットで何とかしましたが…。   
   
新宿の住宅街で火災、30代男性死亡   
12日午後5時50分ごろ、東京都新宿区で、木造モルタル2階建てのアパートから火が出て、隣のアパートなど合わせて3棟、400平方メートルを焼いた。この火事で、燃え移ったアパートの1階から30代の男性が運び出され、その後、病院で死亡が確認された。現場は都営大江戸線の牛込神楽坂駅のすぐ近くで、店舗や木造住宅が密集する地域だった。   
   
こういう痛ましいニュースは通訳をするのもつらいですが、しっかりとお届けしないといけません。困ったのは「木造”モルタル”」。モルタルとは「砂(細骨材)とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料」のことだそう。間に合わなくて表現できませんでした。Twitterにも書きましたが「現場は都営大江戸線の牛込神楽坂駅のすぐ近くで、店舗や木造住宅が密集する地域だった」。市の名前ではないですが有名な地名「神楽坂」「牛込」…この辺りはある意味どうしようもない面もありますが、漢字の借用で代用するしかないかと…。でもさすがに「牛込」→/牛/押す/じゃなかったですよね…。   
   
最後にもう一つ大変だった話題がこちら。   
“コンクラーベ”次期ローマ法王選び   
カトリック教会のトップにあたる第266代ローマ法王を選ぶ「コンクラーベ」が日本時間13日未明から始まる。バチカンは、聖職者による未成年者への性的虐待やマネーロンダリング疑惑など、さまざまなスキャンダルに揺れている。改革を進めるため、慣例を破り、ヨーロッパではない地域から次期法王が選ばれる可能性もある。名前が挙がっているのは、ブラジルのシェレル枢機卿やガーナのタークソン枢機卿などだ。ヨーロッパ外から法王が選ばれれば、シリア出身の第90代法王、グレゴリウス3世以来1300年ぶりとなる。    
   
コンクラーベ(根比べじゃないですよ)とは…「新しいローマ法王を選ぶ会議。世界中の80歳未満の枢機卿により、バチカンのシスティナ礼拝堂で行われる。投票の結果は礼拝堂の煙突から出る煙の色で知らされる。白煙は決定、黒煙は再投票」(ATOK大辞泉さんより)。ばっくりは知っていましたが…カタカナのオンパレードであぁもう追いつかない。特に「バチカンは…揺れている」のくだりはただ文字通りに表現すれば良いってもんでもないんですよね。悔しいことに枢機卿候補のお二方の名前は間に合わず手話で表現できませんでした…申し訳ないです。ニュース番組では固有名詞を表現することが大事だったりします。仮に手話ができていなかったとしてもテロップもあるし字幕もありますが、頼っていてはいけません。ここはもう反省です。「カトリック」や「枢機卿」など、宗教独特の用語も全部知っておく必要はないにしろ、ある程度は把握しておくべきものだと思いました。   
   
最後のスポーツ。WBC日本代表で工藤キャスターが解説していたのですが、日本の投手の「カーブ」が良いという話。一旦上にあがってから落ちたり曲がったりするこの球種は、外国人には珍しいそうです。この辺りの解説はもうCL使い放題。ピッチャーがボールを投げてからボールの動きはもう手の上下で、そしてすぐさまバッター目線に切り替えて…この辺を「聞いた日本語」でやろうとしたらもうムリですね。手話の特性を生かせられるなぁ(でも難しいんですよ)と実感。   
   
次回は3月第4木曜日の予定でございます。自分が通訳した映像もしっかりみて、さらなる改善をしていきたいと思います。ハイ。リアルタイム手話通訳だけじゃなくて全ての通訳(表現・読み取りにかかわらず)ですね。ひびしょうじんです。

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