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2011年6月 5日 (日)

通訳者の専門性って…

手話通訳者は手を振る・口を動かすだけが仕事じゃありません。頭の中をフル回転させて、その場の空気に合わせながら2つの言語を駆使してコミュニケーションの橋渡しをする仕事です。当然専門性が高い仕事ですが、なかなか理解をされることはありません。特にろう者1人に2人も3人も手話通訳者が来ると???という顔をされます。知らないとわからないのは仕方が無いかもしれませんが、一人で長時間手話通訳をすることは無理なわけで、どう理解してもらうか、こういう振る舞いも大事です。

全日本ろうあ連盟や全国手話通訳問題研究会、日本手話通訳士協会(俗に言う3団体)が、手話通訳の専門性を高めるために様々な活動をしています。1つ前に記事にした調査事業なんかもそうですよね。

が、手話通訳者自身が頭ではわかっていたとしても「専門性の高い仕事」である振る舞いができているか…というと、そうでない場面をよく見かけます。「手話通訳者様」になってしまい、周りを(意識的か無意識的かはともかく抑圧してしまっていたり、「できない」「わからない」「教えろ」と軽々しく言ってしまったり、あること無いことベラベラしゃべったり…。

「専門性」を訴えるなら、「手話通訳」そのもの、またそれに”関連する業務一切”を「仕事」と考えてそれなりの知識と常識を持って動かなければいけないと思うのですが、残念ながら「お手伝いの延長」でやっている人を見かけてしまうのも事実。そうじゃなくても、そうにしか見えない時も。

一般的にも専門性が高い仕事と見なされていない事実や、それなりの待遇が与えられていないことも多分に関係してくるでしょうし、これまでの運動の経過を踏まえると致し方ないことがあるかもしれませんが、それにしてもどうなの?と。

自分の考えばかりを主張し、それが何のためにあるのか、誰のために仕事をしているのか、が見えなくなっている。経験ばかりを偏重し、正しい見地から判断ができていなくなっている。「対象者」のためではなく、「通訳者」のためになっている…。

全てを完璧にこなせ、と言いたいわけではありません。間違うことやわからないことはたくさんあると思います。それはどの仕事でも同じです。なら、自分で切磋琢磨し、時には教えを請い、社会人としての節度を持ってコミュニケーションしながら常に向上をしなければ、「専門性」があるとは到底言えないと思います。それがない集団では「コーディネート」するのも大変~。

仮にできなくても、コミュニケーション保障のために前向きに動くことが最低限の倫理として求められていますし、それは全員が共通の認識のはず。ろう者の味方をするだけではダメ、ろう者も手話通訳者を使うだけではダメ、なれ合いもせず、対立もせず、突き放しもせず、時には励まし合い、ケンカもして、良い方向に動いていくべき!!!

あ、ちょっと個人的な気持ちもあってキツめに書いてしまいましたが、言いたいことは言えたような気がします。「手話通訳」を「専門的な仕事」として確立し、コミュニケーション保障を高めていくために、自分も動いていかなければいけないな、と思いました。

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通訳あれこれ」カテゴリの記事

コメント

>tikaさん
ありがとうございます。仮に待遇が悪いからと言って手を抜いて良いものではないですし、専門的だからと言って独善的になるのもいけません。コミュニケーションの橋渡しの役目ですから、つい情報を握ってしまいがちですが、本来通訳者だけが握る情報は少ない方がいいはずですよね。

>K内さん
前向きな批判ならどんどん言っていけば良いと思います~ただしとんがらないように(^_^;)ウメはここを気をつけないといけないと反省しております。そして批判されたときにでも受け入れられる気持ちを保ちたいですね。

私も同じく。
通訳者同士というか手話をする健聴者同士では、??と思うことがあっても言えない場合が・・・、年齢・通訳経験・技術(の差?、自分に自信がないので)みたいなものもあるのかなー。
今度何か思うことがあった時は思いきって言ってみようかな☆批判とかじゃなく、何でも言い合えるとよくなっていくよね。

まったく、同感、同感です。
どの仕事も同じかもしれませんが、常に自分を見つめなおし、前向きに考え、研鑽することが大切だと考えています。
 小さい頃から、いろいろなことに自信のない私は、手話通訳にいくとき、いろいろなことを考え、不安になり準備をします。自信のある人がうらやましくて仕方なく、自分がいやでたまらなかったのですが、最近、ろう者につたわらない手話を自信満々に表現する人に出会うことが多く…。
 自分自身を振り返ることの大切さ、前向きに考えることの大切さを実感しています。

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