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2011年1月24日 (月)

声なき言葉

まずはこちらの記事をご覧ください。

憂楽帳:声なき言葉

毎日新聞の記者さんのコラムです。「ゆうらくちょう」とお読みするのでしょうか。ここで法廷の手話通訳について触れられています。法廷という難しい日本語を使う場でのろう者に対する誤解、手話通訳の苦悩…コラム本文では深くは書かれていませんが、たとえがわかりやすくなっています。

手話を介して審理が進むが、ろう者が幾度も「質問が分からない」と訴えた。しかし法廷には、ろう者が能力的に理解できない、ととられかねない空気が広がった。

少し引用させていただきましたが、これは法廷の場だけではなく、日常の通訳の場面でも起こりえる光景です。日本語が理解できないろう者を目の当たりにしたり、(こういう言い方をすると大変失礼なのは重々承知していますが)言葉にならない「ア~」「ウ~」という声を、ろう者について知らない人が聞いたりすると、耳が聞こえないだけではないんじゃないか…耳が聞こえないから知能も発達しないのでは…と誤解されてしまいます。

手話通訳として関わっている以上、そんなことはないということははっきりわかっています。では、それをどうやって伝えるか。ろう者に「日本語を勉強しなさい」という前に、この現状をわかっているものとして何ができるか、何をしていいのか…考えなくてはいけません。知った気になって「ろう者というものはこうこうこうなんです」ってどストレートに偉そうに言うのが通訳の役目ではありません。「仕方ない。援助してあげましょう」というのも本来の通訳のあり方とは違うと思います。

では、どうしたら良いのか?

全ては「知る」ことから始まると思います。一つ一つのケースでは上記のような誤解を受けるケースがまだまだ起こるかと思います。そこを聞こえる人にろう者のことを知ってもらう、ろう者に聞こえる人のことを知ってもらう、その場を少しでも多く作ること、互いが「知る」ということを阻害しないことが手話通訳の役目なのではないか…と。う~ん、少し綺麗な言い方になりすぎました。ウメらしくない。

「ありのままを伝える」ことの難しさは、通訳場面じゃなくても日常生活でのコミュニケーションでは大事ですし、難しいことです。それを他人様の「ありのまま」を伝えなければならない、しかも一方は多くの場合弱者(マイノリティ、と言った方が良いかも)として考えられていること。このことを頭に入れながら活動していきたいと思います。

こういう問題に「じゃあどうすればいいの?」っていうのは愚問ですが、今の世の中、できるだけわかりやすい回答が求められているのでしょうね。ひびしょうじんです。

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