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2010年5月30日 - 2010年6月5日

2010年6月 5日 (土)

松江フォーゲルパーク

松江フォーゲルパーク
松江フォーゲルパーク
松江フォーゲルパーク
本日は午後から「青年のつどい」に参加しました〜。この写真は「松江フォーゲルパーク」です。

花と鳥の博物館、ということで全国でも珍しいそうなのですが、神戸にもポートアイランドに「神戸花鳥園」があるんですけどね。

なんか、のんびり過ごせたっていう感じです。何をするわけでもなく、おしゃべりしながらまったり観光。

これが全国大会って感じなのか、そうでもないねか…でも楽しんでますー。

喫煙シングル

喫煙シングル
今回のお部屋。

予約した時にはすでに禁煙のお部屋はいっぱいだったので、喫煙シングルを予約しました。

ウメは気になりませんが、部屋にはタバコの匂いが充満していますね。

設備は一般的なビジネスホテルと同じ。壁に掛けてある謎の絵画もちゃんとありました(笑)

ただ、今まで泊まったホテルの中で一、二を争うくらいシャワーの勢いが強くて、ほっておくとヘビのようにクネクネするのが困りましたね。

というわけで、今朝も行ってきます〜。

2010年6月 4日 (金)

努力する人を育てたい

「私たちは 努力する人を 育てたい」

松江市のバス案内放送、学習塾の宣伝なのですが、いいですね、こういう標語みたいなのは味があって。

松江に着いたどー

松江に着いたどー
神戸から高速バスで4時間。ゆったり3列シートりくらいにんぐで快適、半分以上寝ていたので思ったより早く着いた感じ。

今から評議員会なるものを傍聴しに、会場に向かいますー。

松江もいい天気です。さわやかー。

カエラと瑛太の結婚

結婚ですって。去年の8月に交際が始まったということで、スピード結婚ということでございましょうか。しかもできちゃった婚、今はさずかり婚って言うんでしたっけ。

正直

「そのうち離婚するでしょ」

って思ってる人、手を上げて~ハーイ(^^)/(^^)/

って結婚の報道なのにこんなことブログに書いてちゃダメっすね。そもそも自分の結婚の当てもないのに…。ま、いいんです。早ければいいってものじゃないし、しなきゃいけないってものでもないし。

なんだかんだで30歳もあと4ヶ月しかないウメでした。

2010年6月 3日 (木)

空気を読まなかった女子高生

鳩山元首相が、初めて沖縄県に訪れたときに行われた住民との対話集会で、とある女子高生がこういう質問をしたそうです。

「えーっとぉ、米軍基地の移設・撤退、あるいは大幅な縮小を図ったときぃ、軍雇用者の再就職の事情はどのようになっていますでしょうかぁ?」

この発言は各メディアには黙殺されてしまったそうです。この女子高生はもしかしたら誰かに言わされていたのかもしれないという憶測もあるそうでしたが、逆に米軍基地撤退による不利益について、まっとうな方法で質問できる雰囲気はあったのか…。

もちろん、沖縄に米軍基地なんてない方がいいに決まっていますが、現実的に考えると…。

やっぱり、簡単に「県外へ」なんて言っちゃったのがダメだったんですね。

モジャカレー

モジャカレー
JR神戸駅内に新しく開店したとのことで、食べてきました。

これでもビーフカレーです。

辛さで評判?のお店らしいですが、普通に注文。味は…微妙ですねぇ。ココイチのほうが好きかも。

ちなみに700円でした。うーん、ビーフ…。

8時以降は固形物を食べない

夜8時以降、固形物を食べないというプチ断食ダイエットの提案をしているサイト(雑誌記事の紹介)がありました。アルコールや甘いジュースなどもダメで、水やお茶は大丈夫だそうです。

なぜ8時以降に食べないのが良いのかというと

●体脂肪の貯蔵に働くたんぱく質は、夜8時ごろを境に急激に増える。8時前に食事を済ませておけば、脂肪になりにくい。
●寝るまでに消化が終わるため、胃腸が休まる。体調が整って、代謝がアップしやすい。

の2つの理由があるそうです。

記事の見出しでは「最近太った!という人に…」。はい、最近太りましたけど、何でしょうか?wしかも最近は夕食も8時以降になることが増えてきた今日この頃ですけど、これではやせませんか?

やっぱり、運動ですな。運動。

2010年6月 2日 (水)

【手話341】鳩山首相辞任と通訳の責任

なんだか政治の世界はよくわかりません。でも、わからないだけじゃなくて関心を持つ必要がありますね。後半は通訳の話。最近、いろいろ考えてしまうんですよね。いや、悩んでる訳じゃないんです。手話通訳って大変な仕事だなぁ…と。だからこそ自信を持ってやりたいですね。
(9分57秒)

動画への直接リンクはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=nWy6DVTM98M

鳩山首相辞任

いやー最後までよくわからない行動をする人でしたね。しかし小沢幹事長まで巻き込んでの辞任劇になるとは思いませんでした。

次の首相は管さんか岡田さんか…まさか亀井さん??

最近はすごい反発でしたし、指導力と決定力は確かになかったでしたし、政策はブレまくりましたけど…。

自民党政権だったらこんなにはならなかったですよね。何事もなかったかのように問題点もそのまま…。自立支援法だって…。

それよりはマシだったかもしれません。あくまでも仮定の話ですけどね。すんごい政権交代をしておぼっちゃまが担ぎ上げられた、ということで、次に首相になる方の動向、政策を見守りましょう。

小沢さんはどうせまたそのうち出てくるでしょう。

阪神電車なのに巨人色

阪神電車なのに巨人色
これいかに?

ドラゴンズなのに「チュー」日と言うのと同じ。

おそまつ!

…お粗末すぎる…。

2010年6月 1日 (火)

被告人質問の通訳 その3

最後に裁判官からの質問と補足質問です。
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 裁判官「あなたは酪酸を撃ったとき、第2昭南丸の操舵(そうだ)室の扉のすぐ脇の柱のかげに、人が隠れているのが見えたのですね?」
 被告「私が覚えているのは、撃つ前に、彼がちょっと顔を出して、様子をうかがってから、すぐに顔を引っ込めたことです」
 裁判官「隠れている人には、絶対に当たらないと考えたのですか」
 被告「そうです」
 裁判官「さっきの話だと、あなたのゴムボートは、海の上で多少、揺れていたようですね。1メートルほど狙いがずれることがあると考えていたのですね?」
 被告「はい。その程度は想定していました」
 裁判官「それでも、柱のかげの人には、絶対に当たらないと考えたのですか?」
 被告「そうです」
 裁判官「あなたがいう『無害』とか『無毒性』という言葉の意味が知りたい。例えば、レモン汁でも無毒、無害になるのですか?」
 被告「はい」
 裁判官「レモン汁が目に入っても、人体に害はないということになるんですね?」
 被告「目に入ったら、痛いことは痛いと思います」
 裁判官「さっきから良く分からないのですが、あなたはこの事件当時、日本側が『酪酸で負傷者が出ている』と主張していることを知っていましたか」
 被告「知りませんでした」
 裁判官「あなたの主張では、酪酸を第2昭南丸に打ち込んだのは、昭南丸とスティーブ・アーウィン号を引き離すため、ということですか?」
 被告「そうです」
 裁判官「どうして、撃ち込むと離れることになるのですか」
 被告「酪酸は極端にくさいので、おそらく清掃作業に追われると思いました。私たちが投擲(とうてき)した酪酸の濃度は、量は不十分でしたが、少なくとも目的は果たすことはできました」
 裁判官「くさいだけだと、航行不能になるわけじゃない。その辺は考えなかったのですか」
 被告「その(航行不能にはならない)可能性は、大いにあります」
 裁判官「すると、『においで困らせる』という以上のものが、あなたの考えの中にあったのでは?」
 被告「ありません」
 裁判官「1発目はなぜ当たらなかったのですか」
 被告「ボトル(瓶)の大きさが小さく、空気が漏れてしまいました」
 裁判長「視力は良いですか」
 被告「かなり良いです」
 裁判長「ゴムボートで第2昭南丸に近づいたとき、乗組員の姿は良く見えましたか」
 被告「はっきり見えました」
 裁判長「(酪酸入りの瓶を)ブリッジにめがけて撃った理由は?」
 被告「(ブリッジと離れた)船尾の方にきちんと防護服を着ていない人がいました。ブリッジの方は誰にも被害が及ばないと思いました」
 裁判長「(圧縮空気で水を発射する)インパルス銃を見たのはこの日が初めてですか」
 被告「違います」
 裁判長「発射されるのを見たのは初めてですか」
 被告「そうです」
 裁判長「あなたに水しぶきはかかりましたか」
 被告「いいえ。インパルス銃から発射された水は彼ら(発射した第2昭南丸の乗組員)に戻り、彼ら自身がぬれていました」
 裁判長「なら、あなたには(インパルス銃から発射された液体に)化学成分が入っているか分からないのではないですか」
 被告「彼らの何人かにインパルス銃の液体がかかり、彼らが(船の)船首の方向に走っていきました。外部からの侵入を防ぐため、水だけを撃つ行為は無駄に近いです。しかし化学物質が入っていれば、有効です」
 裁判長「酪酸の影響で(乗組員たちは)走ったのではないですか」
 被告「違います。彼らはインパルス銃を撃った1、2秒後に負傷しています。彼らは酪酸が原因だと思ったかもしれませんが、私はインパルス銃に入っていた化学物質が原因だと思っています」
 弁護人「けが人が出ることを無視してランチャーを撃つとしたら、どこが狙いやすいですか」
 弁護人「実際にはそこを狙わずに、船首の方を狙いましたね?」
 被告「はい」
 弁護人「なぜですか」
 被告「(船尾よりの壁の近くに)人がいたからです」
 検察官「SSでは捕鯨船への攻撃はメンバーの会議で決まるのか、それともポール・ワトソン(容疑者)が決めてメンバーに伝えるのか」
 被告「通常は高い地位の人が集まって会議で決めます」
 検察官「ポール・ワトソンは必ず会議に参加しますか」
 被告「多くの場合、彼は参加しません」
 検察官「取り調べでの説明と、ここでの説明が違っていると思いませんか」
 被告「そうではありません」
 検察官「今回の裁判でポール・ワトソンに関する供述について信用性を争うことを決めたのは、あなたですか、それともほかの誰かですか」
 被告「私です」
 検察官「それはなぜ?」
 被告「自分で責任を取るためです」
 検察官「取り調べでは最初、ポール・ワトソンの名前を出していたのに、途中から『名前を出すことは嫌だ』と言い出しましたね?」
 被告「はい」
 検察官「ポール・ワトソンの名前を調書に書くことを拒否しましたね?」
 被告「拒否する権利が私にはあります」
 検察官「なぜ途中から拒否することを決めたのですか」
 被告「ノーコメント」
 検察官「SSの上から指示があったんじゃないですか」
 被告「違います」
 検察官「ポール・ワトソンがこの裁判に対してどのように話しているかについて、取り調べ段階で分かっていましたか」
 被告「ノーコメント」
 検察官「あなたにとってポール・ワトソンの印象は?」
 被告「私にとって、偉大なる指導者です」
 検察官「終わります」
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さて、ずいぶん長かったですが、どうでしたか?もしこれを通訳するとしたら…しかし、手話通訳活動をしていれば絶対にないとは言えません。今すぐできるようになるべき!とかここの単語はこう!…とか、そういうことではなく、手話通訳がどう通訳するか、全体的に想像していただくくらいで大丈夫かと思います。

手話通訳者の現任研修などで、被告人と裁判官、検察官、弁護人などを設定し、ロールプレイングをすると勉強になるところがたくさんあるなぁと感じました。裁判ということで、どうしても難しい・関係ない・そんな状況はあまりない、と思うかもしれませんが、案外普段の通訳現場にある問題点と共通しているところは多いような気がします。

被告人質問の通訳 その2

続いて検察官から被告人への質問です。
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 検察官「それでは検察官から。質問をよく聞いて答えてください。あなたは弁護士からの質問に答えて、二度と南極海でのキャンペーンには参加しないということでしたね」
 被告「イエス(はい)。おそらくないと思います」
 検察官「『おそらく』というと、決意したほどではないと?」
 被告「20年先のことまでは、断言できません」
 検察官「どういう理由でいま、そのように(二度とSSの活動に参加しないと)考えているのですか」
 被告「自然保護活動では、ほかにも私が参加できる活動があるからです」
 検察官「反捕鯨活動として、南極海以外での活動は続けるのですか」
 被告「現段階では、どのような活動をするか、はっきりと決めていません」
 検察官「SSのメンバーではあり続ける?」
 被告「分かりません」
 検察官「逮捕されてからきょうまで、けっこう時間がありましたね」
 被告「はい」
 検察官「人生の中でのSSの位置づけや、これから先のことを考えたと思いますが、まだ結論は出ていないと?」
 被告「いま、本を執筆中で、半分くらいまで執筆を終えました。ニュージーランドに戻ったら、さしあたって執筆を続けます。その後の行動は、まだ決めかねています」
 検察官「SSの南極海でのキャンペーンは、適法だったと思っていますか」
 被告「それがどれほど適法かということについては、捕鯨活動自体が、どれほど適法であるかと同様だと思います」
 検察官「あのね、目的が正当でも、手段が不当であることもあります。SSの手段は、不当だと思いませんか?」
 検察官「端的に聞きたいのはね、あなたがSSの南極海キャンペーンを今後、やらないだろうと思うのは、それが不当、不法だと思うからなのか、どうなのかということです」
 被告「私が貢献しうる分野、活動がほかにもあると思います。ただ、今のところは断言できません」
 検察官「あなたは、『人を傷つける活動と分かっていれば、そんなことはしない』と弁護人の質問に答えていますね?」
 被告「その通りです」
 検察官「いま現在のあなたの知識で、おなじような活動をしようと誘われたら、『人を傷つけるから』という理由で、『やらない』という判断になりますか?」
 検察官「酪酸(らくさん)という物質それ自体が、人を傷つける可能性があったということは、起訴前の取り調べで、検察官から聞かされたことはありませんでしたか」
 被告「はい。確かに検察官からそう言われました」
 検察官「その際、ILO(国際労働機関)やWHO(世界保健機関)が関与してつくっているデータを見せられましたよね?」
 被告「はい」
 検察官「そのデータを見てもなお、酪酸は人を傷つけるものではない、といま現在も考えているのですか」
 被告「私が資料で見せられた濃度の酪酸なら、人を傷つけることはあると思います」
 検察官「資料では濃度について触れていなかったのでは?」
 被告「私の理解では、純粋な酪酸でした」
 検察官「酪酸の濃度で、危険性に違いがあると理解していると?」
 被告「そうです」
 検察官「過去のSSのキャンペーンで、酪酸で日本人船員(乗組員)にけが人が出たと、取り調べの際に検察官に聞かされましたか」
 被告「はい」
 検察官「この公判で、検察官が弁護人に開示した証拠にも、酪酸の被害に触れたものがありますが、それについては聞いていますか」
 被告「ノー(いいえ)」
 検察官「弁護人からは聞いていないと?」
 被告「いま、検察官がおっしゃった特定の証拠については、覚えていません」
 検察官「ホエール・ウォーズの中でも、日本側が『酪酸でけが人が出た』とアナウンスする場面が、はっきり映っていますが、それは見ていないのですか」
 被告「はい。私が初めて見たのは、検察官が取調中に見せてくれたものです」
 検察官「あなたのいまの知識では、ホエール・ウォーズの中で、そういう場面があったのは知っていますね?」
 被告「はい」
 検察官「弁護士への答えとして、『SSは酪酸で人を傷つけたことはない』と言っていましたね?」
 被告「はい」
 検察官「日本側が何を言おうと、それはウソだと思っているということですか?」
 被告「違います」
 検察官「では、『SSが酪酸で人を傷つけたことはない』と言ったのは、なぜ?」
 被告「それが団体(SS)の見解だからです。それに私は、詳しい事情を知りません。私は見せてもらったものだけしか知りません」
 検察官「この場では、団体の見解ではなく、あなた自身の見解が聞かれているのです。理解していますか?」
 被告「はい」
 検察官「だとすると、弁護士の質問に対する答えは、訂正すべきではないですか?」
 被告「…具体的に、どの供述ですか?」
 検察官「『SSが酪酸で人を傷つけたことは過去にない』と言った、そのことです」
 被告「…。私はiPod(アイポッド、携帯音楽プレーヤー)で見せていただいた以外のことについては知りません。そもそも、私の行為で、ああいったけが人が生じたとは思っていません」
 検察官「今回のキャンペーン以前のことは知らないと?」
 被告「はい。酪酸の被害については、iPod以外のことは知りません。それ以来、ずっと拘束されているので」
 検察官「あのね、酪酸で過去にも被害が出てたかどうかは、大事なことだと思いますが、あなたはその点について、確認しようと思わなかったの?」
 被告「いいえ。過去に酪酸による被害について聞いたことがなかったので、聞きませんでした」
 検察官「つまり、検察官や船員から(酪酸は危険だと)言われたことは、軽くみて、聞き流していたということ?」
 検察官「事件当時のことで確認しますね。さっきの話では、酪酸で人をけがさせることは、過去にはあるとは聞いてなかったんですね?」
 被告「はい」
 検察官「SSのメンバーはいっぱいいると思いますが、彼らも酪酸で人をケガさせる可能性は気にしていなかったと?」
 被告「そうです。それに、安全なものだと説明されていました」
 検察官「酪酸で人を傷つけたことが過去にあったのかどうか、あまり気にならなかったのですか。あなたがそれを確認しようと思ったのか、それとも聞き流していたのか、その確認です」
 被告「私にとっては、懸念の対象です」
 検察官「きょう、この法廷では、正直に本当のことを話している?」
 被告「はい」
 検察官「日本で逮捕されてから、起訴されるまでの取り調べでは、本当のことを話していた?」
 被告「はい」
 検察官「取り調べの際に、あえて事実と違うことをいったことは?」
 被告「いいえ(ありません)」
 検察官「あなたの供述調書は、通訳人が英語で通訳して、あなたに内容の確認をしましたね?」
 被告「はい。納得いく内容でした」
 検察官「自分の言い分として、『これは間違いない』と署名しましたね?」
 被告「はい」
 検察官「この公判の1日目に、検察官が供述調書の内容を説明しましたが、何か『違う』というところがありましたか」
 被告「覚えている範囲内では、ありません」
 検察官「弁護側が供述調書の一部の内容について(信用性を)争うとしていますが、調書にはあなたの言い分が書かれていますね?」
 被告「そうだと思います」
 検察官「事件に使ったランチャーは誰の指示で用意しましたか」
 被告「たくさんの人が参加した(SSの)ミーティングでランチャーを使うことになりました」
 検察官「代表に指示されたのではないですか」
 被告「ポール・ワトソン(容疑者)もミーティングに参加していました」
 検察官「ポール・ワトソンがリーダーですね?」
 被告「はい」
 検察官「2月11日の事件前、ポール・ワトソンから直接指示を受けたことはありますか」
 被告「2月10日ごろだと思いますが、はっきり覚えていません」
 検察官「どういう指示を受けたのですか」
 被告「色々な指示がありましたが、通常、多くの場合は航海士から指示をされました。ただ指示の出所はポールだと思います」
 検察官「ポール・ワトソンの指示に関して述べられている供述調書がありますが、内容に間違いはありませんか」
 被告「(この場で)具体的に言ってもらえれば、正確に答えます」
 検察官「『供述調書の内容に間違いがないことを確認して、署名した』と証言してますよね?」
 被告「はい」
 検察官「ポール・ワトソンの指示について、言いにくい事情があるのですか」
 被告「あります」
 検察官「どういう事情か言ってもらえますか」
 被告「いいえ。拒否します」
 検察官「取り調べの中でも言いにくいことには『ノーコメント』を繰り返していましたね?」
 被告「はい」
 検察官「そのことで検察官が暴力を振るったり、怒鳴ったりしたことはありますか」 
 被告「ありません」
 検察官「事件前にランチャーを何回ぐらい撃ちましたか」
 被告「覚えていませんが、多数回撃ちました」
 検察官「(ベスーン被告が船長を務めたSS抗議船の)アディ・ギル号から撃ったのですか」
 被告「そうです」
 検察官「アディ・ギル号以外から撃ったことはありますか」
 被告「ありません」
 検察官「何を狙って撃ったのですか」
 被告「氷山です」
 検察官「(事件当時、ランチャーを撃つ際に乗船していた)ゴムボートと、アディ・ギル号とでは揺れ方が違うのじゃないですか。ゴムボートでは何回撃ちましたか」
 被告「分かりません」
 検察官「ボートから第2昭南丸までは15メートルぐらい離れていましたね?」
 被告「はい」
 検察官「酪酸(らくさん)入りの瓶の重さはどれくらいですか」
 被告「450グラムぐらいです。推測なので、もう少し重いかもしれません」
 検察官「15メートル先の壁にビール瓶を力いっぱい投げつけたら、瓶の破片や中身は相当広く飛び散るのではないですか」
 被告「壁にぶつかると、威力は円形に波及して吸収されます」
 検察官「ホースで壁や車に水を掛けたことはありますか」 
 被告「あります」
 検察官「壁に当たった水が跳ね返り、自分にかかったことは?」
 被告「ありません。それにホースの水と酪酸入りの瓶は性質が違います」
 被告「(ビニール袋を)開けなくていいです」
 検察官「(船内に散らばった)破片の分量はこの程度だと思いますか」
 被告「もっとあると思います。(袋に入っている破片は瓶全体の)半分程度だと思います」
 検察官「これは瓶が命中したところの近くから回収しました。半分ぐらいがもっと広範囲に飛び散ったことになりますね」
 被告「はい」
 検察官「瓶の破片や酪酸が近くにいた人に当たったのでは?」
 被告「いいえ。(近くにいた人は、船の)はりの後ろに移動していました」
 検察官「第2昭南丸とアディ・ギル号の衝突の後、大きな船にぶつかる夢を見たそうですね?」
 被告「はい」
 検察官「それでもゴムボートに乗り、日本の船の前を横切ったりしていますね?」
 被告「はい」
 検察官「ロープは(第2)昭南丸のスクリューに絡ませるためのものですか」
 被告「そうです」
 検察官「アディ・ギル号で航海していたときも、スクリューにロープなどがからまって立ち往生したことはありませんか」
 被告「はい。(あります)」
 検察官「酪酸(らくさん)やそれ以外のものをランチャーではなく手で投げたことはありますか」
 被告「ノーコメント」
 検察官「法廷で事件当時のVTRが流れました。そこでは酪酸を投げたのが1回しか確認できませんが、4、5回撃ったというが、どの時点で撃ったのですか」
 被告「その時点の10分くらい前ではないでしょうか」
 検察官「ほかの場面と勘違いしているのでは?」
 被告「そうかもしれません」
 検察官「昭南丸などの妨害指示は、(SS代表のカナダ人)ポール・ワトソン=容疑者(59)=の指示ですか」
 被告「恐らくそうだと思いますが、確信は持てません」
 検察官「ポール・ワトソンから直接指示を受けていたわけではないということですか」
 被告「メンバーの1人から受けていました」
 検察官「酪酸が手についてもけがをしないかもしれないが、目に入ればダメージを受けるとは思いませんでしたか」
 被告「その可能性はあると思います」
 検察官「被害者の○○さん(法廷では実名)はどこにいたと思いますか」
 被告「私が見たのは3人です。(○○さんは)3人のうちの1人ではないと思います」
 検察官「(写真を示しながら)あなたが酪酸を撃ったときに、第2昭南丸の乗組員がインパルス銃(放水に使う機器)を撃ってきた場面ですね」
 被告「はい」
 検察官「この中のこれが○○さんといえますか」
 被告「服装を覚えていません」
 検察官「この中には○○さんがいないのが分かりますか」
 被告「服装を覚えていません」
 検察官「(調査捕鯨船団側に)破いたネットの賠償金が払われていることは知っていますか」
 被告「はい」
 検察官「あなたが払ったのですか」
 被告「シーシェパードなのか、私の弁護士なのかは分かりません」
 検察官「第2昭南丸に乗り込むことをポール・ワトソンと相談しましたか」
 被告「はい」
 検察官「ポール・ワトソンからはどんな指示が?」
 被告「アディ・ギルが沈んだ次の日、電話で話しました。『アディ・ギルの乗組員をオーストラリアまで送ってほしいと第2昭南丸に提案しては』と言われました。第2昭南丸がアディ・ギルを沈めたので」
 検察官「第2昭南丸の船長を“市民逮捕”しようという提案については話しましたか」
 被告「はい」
 検察官「第2昭南丸が受け入れてくれないから、暗闇に紛れて侵入しようとしたのですね?」
 被告「はい」
 検察官「ジェットスキー(水上バイク)に『アニマルプラネット』のカメラマンを乗せるのは誰のアイデアですか」
 被告「分からないです」
 検察官「ポール・ワトソンに、『危ないから乗せたくない』と言ったのでは?」
 被告「カメラマンに(直接)言いました。選択権は私に委ねられていました」
 検察官「ニュージーランドの法律に『公共の場で合理的な理由なく刃物を所持すれば処罰の対象とある』という法律があるが知っていますか」
 被告「知りませんが、そのような法律があって当たり前だと思います。正当な理由の中身にもよりますが」
 検察官「船への侵入にあたり網を破るためにナイフを持つことは正当なのですか」
 被告「当時は乗船することが自分の信条にかなうものだと考えていました。ナイフがなければ乗船できませんでした」
 検察官「2月11日に酪酸を撃ち込む前にも、赤いペイントの入った瓶を撃ち込んだことがあるのでは?」
 被告「ノーコメント」
 検察官「1月6日にアディ・ギルから(視界を奪って妨害するための)緑のレーザーを日本側に発射したことがあるのでは?」
 被告「分かりません。そのようなことはなかったと思います」
 検察官「アディ・ギルではありませんか」
 被告「これはアディ・ギルです」
 検察官「グリーンのレーザーを発射していませんか」
 被告「そうだと思います」
 検察官「同じ1月6日に、日本側の船に向かってロープを投げたことはありませんか」
 被告「ノーコメント」
 検察官「(SSの母船)スティーブ・アーウィン号に乗っているとき、ポール・ワトソン容疑者と直接会ったり、話したりしたことはありますか」
 被告「はい」
 検察官「アディ・ギル号に乗っているとき、ポール・ワトソンとは、無線で話したりするわけですか」
 被告「はい」
 検察官「第2昭南丸に侵入することは、ポール・ワトソンと相談して決めたわけですね?」
 被告「はい。確かに、ポール・ワトソンとの話し合いの後に決まったことです。ただ、そのとき、彼から確認されたことは『(ベスーン被告の)個人の判断で行う』ということです。私が判断し、全責任を私が負う、ということです」
 検察官「テレビに撮影させるのは、誰が決めたのですか」
 被告「私です」
 検察官「スタッフとの打ち合わせはあった?」
 被告「そうです」
 検察官「あなたは検察官の取り調べの際に、『テレビのスタッフに撮影させるのは、自分が決めたのではない』と述べていませんか」
 被告「いや、そうは言っていないと思います」
 検察官「ポール・ワトソンと会ったことはありますね」
 被告「はい」
 検察官「甲46号証、写真番号273を示します…」
 検察官「これは2月11日に、スティーブ・アーウィン号を撮影した写真であることは分かりますね?」
 被告「ノーコメントです」
 検察官「中央に写っている、白髪の男性は誰ですか」
 被告「ノーコメント」
 検察官「ポール・ワトソンではありませんか」
 被告「ノーコメント」
 検察官「この前、この法廷で見たビデオに、船員(乗組員)が痛がっている場面がありましたね?」
 被告「はい」
 検察官「船員が演技しているように見えた?」
 被告「ノー(いいえ)」
 検察官「あなたは『日本側のインパルス銃(放水用の機器)に何か化学物質が入っていたのでは』と述べていますね」
 被告「はい」
 検察官「でも、この前に証言した船員は、『水だ』と述べていたのを覚えていますね。それは、船員がウソをついたと考えていますか」
 被告「…インパルス銃に水を入れて、反対活動を阻害することには、意味はありません。それに中身が水なら、私にとっては驚きです」
 検察官「船員がウソをついていると考えていると?」
 被告「あるいは、間違っているか、誤解しているかです」
 検察官「SSのメンバーにまた会うことがあったら、酪酸を使うことに、賛成しますか、それとも反対?」
 被告「おそらく、賛成しないと思います」
 検察官「薄い酪酸であれば、日本船に撃ってもかまわない、と考えていますか?」
 被告「はい。安全な濃度なら撃ってもかまわないと思います。ただ、安全でないとしたら、私は一切、かかわりあいたくない」
 検察官「日本船に、くさい物をぶつけてもかまわないと考えていると?」
 被告「もし、その船が違法行為をしているとすれば、かまわないと思います。それが傷害を引き起こすとすれば、いいことではありません」
 検察官「アディ・ギル号の所有は、アディ・ギルさんでいいわけですね?」
 被告「はい」
 検察官「アディ・ギルさんという人が、船の借金を払ってくれたんですね?」
 被告「金銭的なことについては、発言したくありません」
 検察官「アディ・ギルさんがお金を払ってくれたから、あなたはSSの活動をしていたのでは?」
 被告「違います」
 検察官「以上です」

被告人質問の通訳 その1

5月31日、日本の調査捕鯨団に妨害行為をしたとして傷害罪などで起訴された、シー・シェパードの元船長の第三回公判、被告人質問がありました。ここで突然ですが、そのやりとりを掲載してみたいと思います。

なぜこれを選んだかというと、まずは通訳を挟んだ被告人質問であることです。今回はおそらく英語と日本語の通訳だと思います。(あまり起きてほしくないものではありますが)被告または原告がろう者の場合は、これと同じようなやりとりを手話通訳を介して行われます。

そして、このテーマが比較的よく知られており、内容も(裁判にしては)さほど難しくなく、翻訳の方法などを考えるのに良い教材になると思ったからです。実際にこれを模擬でするかしないかはともかく、やりとりのなかで通訳はどのようにすれば良いかを考えさせられました。

非常に長いので、3回に分けてアップします。元ネタは産経新聞の「法廷ライブ」です。今回は純粋な発言(被告の発言はもちろんのことながら通訳を通しています)のみを並べているので、記者が感じた雰囲気なども含めて(これは日本の考え方よりになるかとは思いますが)記事全文をご覧になりたい方は、リンク元をご覧くださいませ。

まずは冒頭から弁護人の質問。
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 裁判長「それでは開廷します」
 裁判長「それでは被告、前へ出て。これから被告人質問があります。まず弁護人が質問します」
 裁判長「本法廷での中心争点は、傷害罪が成立するかという点です。この目的と関係のない特定の団体の主義主張をする場ではありません。関係のないことを述べたりする場合は、質問を制限します」
 弁護人「それでは質問をしていきます。あなたはいつから自然保護に関心がありましたか」
 被告「20年近く前からです」
 弁護人「自然保護活動にかかわるようになったのは?」
 被告「6年前にバイオ燃料の啓蒙(けいもう)活動をするようになってからです。ボートに乗って世界一周をし、190都市を回りました」
 弁護人「活動はどんなものでしたか」
 被告「単なる自然保護活動です」
 弁護人「シー・シェパード(SS)の活動に参加するようになったのは?」
 被告「2009年7月からです」
 弁護人「それまでは一人で活動していたのですか」
 被告「イエス(はい)」
 弁護人「なぜSSの活動に参加するようになったのですか」
 被告「ニュージーランドやオーストラリアでは、捕鯨に対する反対意識が高まっており、過熱してきていました。私も何かすべきと考えました」
 弁護人「初公判で職業は『船長だ』とお答えになっていますが、SSから給与が支給されていたのですか」
 被告「ノー(いいえ)。ボランティアでした」
 弁護人「(SS抗議船の)アディ・ギル号には、ほかにどんなメンバーがいたのですか」
 被告「海軍出身者が2人、陸軍が2人、警察官が2人、消防士が1人でした」
 弁護人「(事件当日の)2月11日、(SS側の母船)スティーブ・アーウィン号に乗船していましたね。何をするつもりだったのですか」
 被告「スティーブ・アーウィン号から(撮影用の)ヘリコプターを飛ばす予定があり、離着陸時に安全なように(第2)昭南丸を引き離す必要がありました」
 弁護人「なぜ引き離す必要があったのですか」
 被告「以前、昭南丸から放水されたことがありました。ヘリのエンジンは外付けで、水がかかると大きな打撃を受けるからです」
 弁護人「放水を体に受けたことは?」
 被告「ボートに乗っていてたくさんの乗組員がけがをしました。そのうち1人は目にけがをしました」
 弁護人「酪酸の入ったガラスの瓶を積み込んでいましたね?」
 被告「イエス(はい)」
 弁護人「あなたが準備したものですか」
 被告「ノー(いいえ)」
 弁護人「瓶の大きさは?」
 被告「350ミリリットル入りでした」
 弁護人「ランチャーで瓶を発射しましたね。何回発射しましたか」
 被告「正確に覚えていませんが、4、5回でした。1本を除いてすべて海上に落ちました」
 弁護人「瓶を発射しようとしたとき、甲板に人がいたか見えましたか」
 被告「イエス、見えました」
 弁護人「一番下の(1)には何人がいましたか」
 被告「3人がいて、インパルス銃(放水するための機器)を持っていました」
 弁護人「3人とも持っていましたか」
 被告「2人は持っていました」
 弁護人「あなたは、第2昭南丸のどの位置を狙って酪酸を発射したのですか」
 弁護人「そこは、ブリッジの壁のところで、文字が書いてある下のあたりですか」
 被告「イエス(はい)。もう少し左寄りだったかもしれません」
 弁護人「狙った位置は、よく見えていましたか」
 被告「はい」
 弁護人「写真に丸を記した部分が、あなたが狙った場所ですね」
 被告「はい」
 弁護人「どうして、その場所を狙ったのですか」
 被告「船尾の方には乗組員が数人いましたが、彼らはヘルメットをかぶっていませんでした。狙ったところは、人がいたことは間違いないが、隠れていて姿が見えなかったので、そのあたりを狙ったのです」
 弁護人「当たらなかった瓶を含め、すべて同じ位置を狙ったのですか」
 被告「そうです」
 弁護人「あなたは、船に当たった瓶が割れて、破片が人を傷つける危険性があると思わなかったのですか」
 被告「そのようなことは、まず起こらないと思っていました」
 弁護人「どうしてそう思ったのですか」
 被告「クルーが隠れていたから。別の場所にいたクルーもかなり離れていたからです」
 弁護人「瓶が割れた場合、酪酸の飛沫(ひまつ)はどれくらい飛ぶと予想していましたか」
 被告「数メートルです」
 弁護人「瓶が割れたら、酪酸はどのような状態で広がると考えていましたか」
 被告「ほとんど表面に残る程度で、遠くまで届くとは思っていませんでした」
 弁護人「壁に当たってバウンドして、海側に跳ね返ると思ったのですか」
 被告「ほとんどの液体は、当たった表面に残ります。それ以外の液体は床に流れて落ちる。ただ、多少の飛沫は海上まで届いたかもしれません」
 弁護人「酪酸の粘性は、水と同じくらいサラサラなのですか」
 被告「いいえ。水よりも粘度が高いです」
 弁護人「あなたが酪酸を発射したとき、○○さん(ケガを負った第2昭南丸の乗組員、法廷では実名)が立っていたと証言している位置まで、飛沫が届く可能性を考えましたか」
 被告「彼の姿は見えなかったので、そのようなことは思いませんでした」
 弁護人「狙ったという位置から、酪酸の飛沫が(第2昭南丸の乗組員に)届く可能性を、どう判断していましたか」
 被告「そのようなことは、ほとんど考えませんでした。ほんの少量は、はねることがあったかもしれません」
 弁護人「Aさん(第2昭南丸の乗組員、法廷では実名)の位置まで届くと思っていましたか」
 被告「いいえ。まずあり得ないと思います」
 弁護人「酪酸が体に付着した場合、どうなると思っていましたか」
 証人「問題はないと思っていました」
 弁護人「もう少し正確に」
 被告「けがをすることはないと思っていました」
 弁護人「第2昭南丸に使用する前に、ランチャーの性能を実験で試しましたか」
 被告「はい」
 弁護人「そのテストの正確性は?」
 被告「はい。正確性は高かったです」
 弁護人「狙いが外れて、酪酸瓶が人に当たる可能性は考えませんでしたか」
 被告「考えませんでした」
 弁護人「自分が発射した瓶で、乗組員に傷害が発生したと思っていますか」
 被告「そうは思いません」
 弁護人「酪酸瓶を撃つというのは、あなたのアイデアですか」
 被告「違います」
 弁護人「誰のアイデアですか」
 被告「SSのメンバーの人たちです」
 弁護人「なぜSSは、酪酸という物質を選んだのですか」
 被告「非常にくさいにおいを持っているので、まかれると作業が継続できなくなるからです。ただ、無害なので、体に入っても、オーガニックな成分なので、一切害はないと」
 弁護人「人間への危険性は?」
 被告「SS側の見解では、酪酸は人体に安全と考えています」
 弁護人「そういう理由で酪酸を選んだと聞いていると?」
 被告「そうです」
 弁護人「あなたが初めて酪酸という名称を聞いたのはいつですか」
 被告「2009年の初めです」
 弁護人「どういう場面でしたか」
 被告「テレビ番組の『ホエール・ウォーズ』、鯨戦争という名前の番組で見ました。…あと、(先ほど話した)時期を訂正します。2009年の半ばでした」
 弁護人「テレビで酪酸の危険性は説明していましたか」
 被告「はい」
 弁護人「どのように?」
 被告「酪酸の酸性は、オレンジジュースと同程度。無毒性で、生分解性(自然に分解される性質)があると…」
 弁護人「実際に初めて酪酸を見たのはいつですか」
 被告「南極海にいたときです」
 弁護人「具体的には?」
 被告「2010年1月です」
 弁護人「SSに参加してからということですか」
 被告「そうです」
 弁護人「(SSメンバーは)酪酸を別の言葉で表現していましたか」
 被告「『腐ったバター』と表現していました」
 弁護人「どう思っていましたか」
 被告「体に接触しても害はないと思っていました。酪酸は腐ったバターのことだと思っていました」
 弁護人「酪酸が酸性の液体と知っていましたか」
 被告「はい」
 弁護人「人に被害を与える可能性について認識はありましたか」
 被告「問題ないと思っていました」
 弁護人「酪酸の液体が体に触れたことはありましたか」
 被告「はい」
 弁護人「どのように?」
 被告「壊れた瓶を手にしたとき、液体が手にかかりました」
 弁護人「手はすぐに洗いましたか」
 被告「数分後に洗いました。痛みを感じず、緊急性を感じませんでした」
 弁護人「炎症や腫(は)れはありましたか」
 被告「いいえ」
 弁護人「近くにいたメンバーは目の痛み、皮膚の痛みを感じましたか」
 被告「いいえ」
 弁護人「SSが過去に酪酸を使って誰かにけがを負わせたことはありますか」
 被告「いいえ」
 弁護人「第2昭南丸に酪酸が着弾したとき、『ヒャッホー』と叫び声を上げましたか」
 被告「いいえ」
 弁護人「ガッツポーズはしましたか」
 被告「いいえ」
 弁護人「酪酸が人に危害を加えることを考えていたら、第2昭南丸に酪酸を撃っていましたか」
 被告「決してそのようなことはないです」
 弁護人「第2昭南丸には外部からの侵入を防ぐネットがありましたね?」
 被告「はい」
 弁護人「ネットのことは乗船前から知っていましたか」
 被告「はい」
 弁護人「『家族からプレゼントされたナイフでネットを切った』と検察官に証言していましたね?」
 被告「はい」
 弁護人「なぜ家族はナイフをプレゼントしたのですか」
 被告「ナイフはロープやワイヤを切るなど、最も便利な持ち物です。船長としては最適なギフトです」
 弁護人「第2昭南丸のネットを切った後、なぜナイフを捨てなかったのですか」
 被告「家族の贈り物。特別な物だったからです」
 弁護人「ナイフを甲板に隠しましたね?」
 被告「はい」
 弁護人「なぜ隠したのですか」
 傍聴人「ファシスト、テロリスト!」
 裁判長「拘束、拘束」
 弁護人「ナイフをなぜ隠したのですか」
 被告「(ナイフを所持していたら)第2昭南丸の乗組員に威嚇的な行動とみられてしまうからです」
 弁護人「第2昭南丸に乗船した理由は(船長を務めていた抗議船)『アディ・ギル号』が沈没させられたからと聞いていますが?」
 被告「はい」
 弁護人「第2昭南丸と衝突したとき、アディ・ギル号の状態は?」
 被告「止まっていました」
 弁護人「日本の捕鯨船に攻撃を仕掛けましたか」
 被告「いいえ。船(アディ・ギル号)の屋根の上に座り、第2昭南丸が近づいてくるのを見ていました」
 弁護人「どういう風に第2昭南丸は接近してきましたか」
 被告「私は(アディ・ギル号から)20~30メートル離れたところを追い越すと思っていました。ところが、急に右に来て私たちをひきました」
 弁護人「(ひくとは)ぶつかってきたということですか」
 被告「そうです」
 弁護人「その瞬間、何を思いましたか」
 弁護人「キャプテン(船長)として、何が気になりましたか」
 被告「『私の乗組員が死んでしまう』と考えました」
 弁護人「けが人はいましたか」
 被告「5人にあざができて、1人は肋骨(ろっこつ)を折りました」
 弁護人「衝突の一番の原因は何ですか」
 被告「第2南丸が右に来たことが原因です」
 弁護人「回避できましたか」
 被告「いいえ」
 弁護人「アディ・ギル号の現在の所有者は誰ですか」
 被告「アメリカ在住のアディ・ギル(さん)です」
 弁護人「その前はあなたが所有していたのですか」
 被告「はい」
 弁護人「アディ・ギル号はどこかから買ったのですか。それとも開発したのですか」
 被告「私が開発しました。ボートを製造する過程で、私が監督しました」
 弁護人「開発チームをあなたが決め、マネジメントしていたということですか」
 被告「はい」
 弁護人「開発にかかった時間は?」
 被告「構想から3年半くらいです」
 弁護人「費用はどのくらいかかりましたか」
 被告「米ドルで300万ドルくらいです」
 弁護人「どのように資金を調達したのですか」
 被告「家を抵当に入れ、持ち物も売り払いました。また、150万ドルは借金をしました」
 弁護人「その借金は返済し終わっているのですか」
 被告「借金はまだ50万ドルほどあります」
 弁護人「アディ・ギル号は、あなたにとってどんな存在でしたか」
 被告「…私の人生そのものです。6年間…。アディ・ギル号が沈没する様子は、私の心を引き裂きました…」
 弁護人「アディ・ギル号を失い、あなたはどんな損害を受けましたか」
 被告「……。私は…大型船にひかれる夢を毎日見ました。とにかく心が打ち砕かれました」
 弁護人「だから、(第2昭南丸の船長に会おうと思ったのですか」
 被告「私はこのボートを沈めた本人と向き合い、彼の目を直視したかったのです」
 弁護人「第2昭南丸の乗組員に対してはどのように思っていますか」
 被告「第2昭南丸の乗組員へ、個人的な恨みは一切ありません。私が(調査捕鯨が行われていた)南極海へ行ったときは、捕鯨活動におもむいている人間は、悪魔のような邪悪な人間だと思っていました。しかし、一緒に過ごして、彼らは素晴らしい人たちだと知りました」
 被告「彼らは自分の職務を全うしているだけなのです。今も個人的に連絡を取り合っている人もいます。私は日本人に対しても、いかなる悪い感情も持っていません。捕鯨活動に対して、悪い感情を持っているのです。南極海は(ベスーン被告の祖国である)ニュージーランドに近く、私にとっては裏庭のようなところです。そこで行われる捕鯨に憤りを感じているのです」
 被告「今後、私が南極海へ行くことは一切ないと思います」

2010年5月31日 (月)

世界禁煙デー

本日5月31日はWHO(世界保健機関)が制定した「世界禁煙デー」です。今年の標語は「ジェンダーとたばこ~女性向けのマーケティングに重点をおいて~」(毎年標語が制定されているそうです)

ということで、皆さん、禁煙しましょう!!!

たばこが値上がりするまでに徐々に吸う本数を減らしましょう!!!

ポイ捨ては今すぐやめましょう!しちゃった人は今まで捨てた本数拾いましょう!!!

喫煙者ではないウメは普通に忙しい5月末でした。なんだかバタバタしてました。明日から6月…あっという間ですね…。

エラーメッセージの内容

いつものようにホームページを見ようかな…と思ったらつながらない!なんかヘンなメッセージが出て見られない!ってことありますよね。しかも変な番号がでてる…原因がわかりにくいです。

最近のインターネットブラウザでは日本語で表示してくれるようになりましたが、エラー番号は相変わらずそのまま。結局どういう意味やねん!ということで、ウメ的に解説してみました。

401 Unauthorized…このページはパスワードが必要ですよ~

403 Forbidden…このページは限られた人しか見られませんよ~

404 Not Found…このページはもうありませんよ~

500 Internal Server Error…何かわからないけどサーバーにエラーがでてますよ~

503 Service Unavailable…アクセスがいっぱいorメンテナンス中ですよ~

厳密に言えばいろいろあるのですが、だいたいこんな感じです。パソコンもインターネットも基本は英語圏のものなので、ややこしいんですけどね、これだけ技術が進んでいるんですから、なんとかわかりやすい表現にできないもんですかね。

手話通訳が一番やってはいけないこと

何だと思います?

ろう者、手話通訳当事者、聞こえる人、その他個人の考え方によって意見は変わるかと思います。さっきふと思いついて、どんなことだろうと考えてみました。

手話通訳者が一番やってはいけないこと…。

ろう者が聞こえないことを良いことに…聞こえる人が手話がわからないことを良いことに…、(悪気のあるなしにかかわらず)その場だけを取り繕い、ろう者も聞こえる人もわかったつもりになる状態を作ること…。もしくは自分の都合の良いように通訳すること。

そんなことをするんだったら、通訳なんてない方が良いくらいかもしれません。

結果的に手話がわからなくて、翻訳しきれなくて、音声が聞き取れなくて…通訳が抱える技術的な困難はたくさんあります。手話通訳だって人間ですし、完璧なことはできません。それをわかった上で、お互いの情報に差が出ないよう、真摯に取り組むのが手話通訳のあるべき行動なのではないか、と思いました。

一番やってはいけないこと。他にもあるかもしれません。う~ん。

2010年5月30日 (日)

【手話340】社民党とiPad

政治とApple社の考えることはよくわからないウメなのであります。
(7分49秒)

動画への直接リンクはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=hhYi1YzyHyU

ブログ奨学金

大手ポータルサイトのライブドアが、ブログを通じて世の中に役立つ情報を発信したい方が、最大年間300万円のサポートを受けることができる『ブログ奨学金』の第一期生の募集を始めました。

最大で年間300万円…これはすごい。ということで調べてみました。応募資格は

・応募者自身がブログ(livedoor Blog以外も可)を1つ以上運営しており、当該ブログの月間PV数(PCとモバイルを合わせたPVが対象)が1万PVを超える方。
・得意分野や専門分野の情報を発信することで、世の中の役に立つオリジナルコンテンツを提供したい方。

現在ライブドアのブログを使っていない人でも応募できるそうです。年齢制限などは特になく、上記の条件をクリアすれば誰でも応募できるとのこと。月間PV(ページビュー…どれだけの回数見られたか)が1万を超えるブログということで、条件が厳しくなっていますが、ウメダスは皆様のおかげでこの条件をクリアしています(月間2万PVくらいです)。

年間の支給金額は…特待生:300万円、第一種奨学生:120万円、第二種奨学生:60万円、第三種奨学生:30万円(選考後はライブドアブログに移行することと、一定期間更新を続けることが条件だそうです)

ちょっと、応募してみましょうか…。まぁ300万円はないとしても、オカネがもらえるかもしれません(^^)/

いやね、ブログはオカネのためにやってるわけではないんですけど(と言いながら広告とか載せてますけど)、もらえるなら…って思っちゃいました。でもおいしい話にはどこかウラがあるんでしょうか。

ライブドアと言えば、元社長はホリエモンこと堀江貴文さん。革新的なことをする社風ですが、今でも続いているようですね。

応募期間は8月まであるので、ちょっと前向きに考えてみようかと思います。300万当たったら手話動画を配信するシステムの開発費にしたい…あ、50万くらいは自分のオカネに…(妄想開始)。

電車で弁当を食べる小学生

とある日の深夜11時半過ぎ。

家に帰る電車に乗っていたら、塾帰り?らしきの小学生3人組(4〜5年生かな)。最近の小学生はこんな夜遅くに電車に乗っちゃうんだ!とびっくりしていたら、さらに(家族の手作りらしき)弁当を食べ始めました。

模擬テストについていろいろ話しているようだったので、やっぱり塾帰りなんでしょう。お腹も空くわそりゃ。

そしたら、車掌さんが優しく「お腹が空いているのはわかるけど、電車は食べるところじゃないから家に帰ってからゆっくり食べようね」と注意。

基本的にまじめな感じのする小学生3人組は、ちゃんと弁当をしまっていました。あ、一人は最後にガツガツ食べてましたが汗

しかし、こんな時間になるまで塾に通わせて、逆に親は心配にならないんですかねぇ。教育上も安全上も良くない気がするのですが…。

だって午前様ですよ。そんなに塾で習うことがあるんですかねぇ。子どもにとやかく言うつもりはありませんが、親の考え方を聞きたいです。

裁判員制度に係る手話単語辞書

日立製作所がシュアアニメーションを収録したパソコン用ソフト「裁判員制度に係る手話単語辞書」を発表しました。

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Windowsに対応するパソコンソフトで、上記の画面のように3Dアニメーションでいろんな方向から見られるそうです。 「故意」「無罪」「情状酌量」など、裁判員制度で使用頻度が高いと想定される520語を収録してあるそうで、そこそこ単語数は多いですね。

ダウンロードは無料で、日立製作所のサイトから行えます。

でも結構パソコンの能力が高いものじゃないと(デュアルコアCPUなど)スムーズに動かせないみたいなのでご注意くださいませ。

思うに手話のアニメーションとか3Dとかって、音声で言うところの合成音声ですよね。それをいかにして人間がやったときのスムーズさと同じにしていくか…合成音声なら、駅の自動放送のように、ある程度単語レベルで録音してスムーズにつなげることができるかと思いますが、それも文章が限られてきますし、本当の合成音声はまだまだ聞けるレベルじゃないですしね。

さぁ、手話はどうでしょうか。

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