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2008年3月 4日 (火)

愛の法則

0406

愛の法則と聞くとエロいことを想像してしまうアナタ!人間というものは常にエロと共に生きているので良し!と訳の分からない出だしから始まりましたが、米原万里さんの「米原万里の「愛の法則」」という本を読みました。職場の人のお薦めということで、お借りして読んだのです。

本というよりは講演のまとめなので、非常にわかりやすく、すっと入ってきます。この米原万里さんという方、ウメはテレビのブロードキャスターのコメンテーターとして出ているということで名前は知っていたのですが、本職を存じ上げませんでした。ロシア語の通訳者の方なんですね。通訳と言うことで同じ業界、しかも大先輩でございます。残念ながら2年前に亡くなられているらしいのですが、その直前の講演をまとめたものだそうです。

女性が男性を選ぶとき、寝ても良いかどうかで判別する、というステキな話から始まり、国際化とはどういうことか、そして通訳の話に入っていきます。どれも納得させられる話でした。彼女が小学生の時に、ソビエトの学校に入れられて、周りが話していることがさっぱり分からなかったのが苦痛だ、という体験からろう者のことを思い出しました。そして彼女は日本に帰ってきてからもロシア語の本をたくさん読んだそうです。それが通訳の技術の土台になっているということ。でした。なるほどなるほど。

通訳をするときは、単語単語一つ一つを全て訳そうとするのではなく、出来る範囲で訳せば良い、とも書かれてありました。具体的な文章で、(意図的に)落としても良い単語などが記されてあって、手話通訳でも応用できるなぁと感じることがたくさん。さらに通訳において大事なこともたくさん書かれてありました。その場の笑いを共有させること、適切な語彙を選択すること、通訳の難しさ、通訳と翻訳の違い・・・それが小難しい言葉ではなく、講演なので話し言葉で書かれてあってすーっと入ってきました。

というわけで、通訳を目指す方にはオススメです。新書なのでボリュームも控えめ。さっと読めますよ。

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コメント

ファンでしたか~!ウメも他の本を読んでみたくなりました。
ロシア語通訳の第一人者、という位の方なんですね。今まで知らなかったウメって…。

米原万里のファンです!!

彼女の本は全て面白いです。
読書家で博学の彼女は「打ちのめされるようなすごい本」(書評)でオリバーサックスの「手話の世界へ」をとりあげています。

ゴルバチョフやエリツィンが指名するだけの実力があっても謙虚で研究熱心でユーモアに溢れている、しかし最後まで誤訳を気に病んでいたという。
あぁ、素晴らしい人だ。

語ってしまってすいません。

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