知らなさすぎました
今日で新入職員としての研修の一区切りが付いた。
団体の理事クラスの方々から研修を受け、改めて自分の無知を思い知らされると共に、期待に応えていかなければ・・・という気持ちが沸いてきた。研修を受けた講師の方々は、いわばろう運動を支えてきた方ばかり。一つ一つの話の中に実感がこもっており、それをひしひしと感じることが出来た。
ウメはまだ若いこともあるが、このろう運動の歴史について知らないことが多かった。戦前、ろう者がまだ権利を主張できなかった頃、社会に認めてもらうように運動してきたこと、ただただ自分たちの権利を闇雲に要求してきたわけではなかったこと・・・今の時代では考えられないような話もあった。
団体が出来てからもうすぐ60年。60年という年月は重い。ウメもその中に入ることにあるのである。あくまでも「ろう者のため」ではなく、「ろう者と共に」だ。
「温故知新」・・・故きを温ねて新しきを知るの精神のように、運動の歴史をきちんと振り返りつつ、時代にあった行動を起こす手伝いが出来れば・・・と思う。
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